突然始まった王様ゲーム【文スト】

王様ゲームの始まり ページ1

太「は〜い､皆ちゅうも〜く！」

国「太宰､喧しい」


静かだったオフィスに太宰の声が響く


『え…？何…それ』


太宰が手に持っている割り箸に目が留まる


太「流石A！これはね､今から皆で王様ゲームしようと思って､ね？」


いや､「ね？」じゃねェよ

王様ゲームって…くじて割り箸を引いてマークがあったら王様で､その他の番号が出たら従うんだよね？

で､王様が番号で何かを命令する…と

確かそんなんだったな〜


敦「あの…楽しそうなんですが､仕事はどうするんですか？」

福「今日は全員で王様ゲームするぞ」


マ・ジ・で ？


皆､社長が言うならしょうがないか…的な感じだった

皆やるならしゃあないか←


福「因みに私は出張行ってくるから無理だ」


おーい！シャチョーーー？！

やんないのかーい！


太「そうですか…了解です」


これは太宰も予想外だったらしい


太「よーし､じゃあ皆！準備､準備！」

『やるならさ､人数増やそ！』

敦「Aさん､僕マフィアに連絡してきますね」

国「…マフィア？！」

敦「はい､だって他に居ませんし」


国木田さんは「それもそうだな」と納得しているようだった

皆で準備をしていると敦君が駆け寄ってきた


敦「マフィアの皆さん､今から来るみたいですよ」

『はっや？！マフィア暇かよ…』


そして5分後……


中「入るぜー」

太「…うげっ」


あの声は…中也かな？

他にもマフィアの方々が来ているようで…

でも､流石に首領は来てないみたい



……これから騒がしくなりそうな予感！

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