特撮イナイレ短編集☆ (ページ1)

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自問自答(岩崎リュウジ) ページ1

私が生きる為のデメリットは、

緊張した時に"男"になる事。

だから好きな人にも告白しようとしたら、
キモいって言われるし…。
もしokされてもあっち方面の人だったし。

13年前、私は産まれたばっか。
事の大きさも知らず、
そもそも何が起こってるかも知らなかった。

そして今。
私はある人に恋してる。
これ本当に言ったら笑われる。
15歳年上で。でも良い。

リュウジさんには何度も殺されかけた。
その度に私は「嫌われてる」と思った。
本当かな？

だけど、想いを伝えたい。
嫌われてても良い。
男になってもキモがらない…かな。
実際に聞いていないのに

自分で質問して自分で答える。

嗚呼、まさしく自問自答。

貴「リ、リュウジさんっ」
岩「ん？何？Aちゃん」
貴「あ、ああああのっ、」
ヤバい、また男に…。

私は早く気付けば良かった。

「もう28なんだから彼女くらい居るでしょ？」

この前聞いたヨーコさんの言葉。
聞くのが辛くてすぐ逃げだした。

嗚呼、もう遅い。
けど、今からならまだ間に合う。

貴「やっぱ何でも無いです…」
岩「？…あ、うん」

急いで踵を返す。
泣いていたのを隠す為に。

その時。

宇「Aのバカァァアァアァ！！！！」
ヨーコさんに平手打ちされた。
貴「…駄目ですよ、絶対…」
実はリュウジさんが好きな事を
ヨーコさんには教えている。
岩「Aちゃん！？ヨーコちゃん！？」
宇「私はね、Aがちゃんとするって思ったから応援してたんだよ？だからあの事も聞いたのに
逃げるから…」
確かにそうだ。
バレンタインのチョコも助けてもらった。
色々な情報を仕入れてくれた。

「大丈夫、彼女いない歴28年だから」

そんな情報、貰った筈だ。

「私、好きなんですよ、リュウジさんの事。」

岩「……俺さ、」

嗚呼、その後は多分好きな人がいるからオチ、
なんだろうなぁ。

岩「Aちゃんと結婚する時は31だよ？それでも良いの？」
私は頷く。
岩「熱暴走して殺しかけるかもだよ？」
さらに大きく頷く。
岩「さらn((貴「もう良いです」」
するとリュウジさんはシュンとする。
貴「貴方がどんなでも一緒に居たいです」
岩「…良かった(^ ^)」

私の自問自答の癖は抜けない。
けど、答える相手が居て嬉しいです。