推しと仕事は辛すぎる3【アイドリッシュセブン】

88話 ページ8

万理「大和くんたちが僚を出た!?」



夏菜「なになに？万ちゃん大声だして」



万理「あ,いや」





ラビチューブの撮影のために事務所に顔を出すと

万さんと紡ちゃんがいた





紡「大和さんは撮影が終わるまで戻らないって
三月さんは自分が先に戻ったら大和さんが戻りづらいだろうって」



万理「わかりました,変に拗れないように現場でも見ておきますね」



紡「よろしくお願いします」



万理「でも,喧嘩がきっかけじゃなかったら僚を出て生活するのも悪くないですよね」



貴女「確かに...学生組はともかく成人組は一人暮らししてても可笑しくないもんね」



紡「そうですよね,私は皆さんの仲のいい姿が好きですけどでも,それぞれ人間関係がありますよね」



夏菜「考え方は色々だけどね」





7人もいるとそれぞれがそれぞれの考えがある

何を隠したくて,何を言いたいのか





万理「それでみんなは今どこに？」



紡「三月さんと一織さんは百さんのお家に泊めて貰ってると連絡がありました」



万理「なら安心ですね,百くんには迷惑をかけてしまうけどあの子は優しい子だから...大和くんは？」



紡「事情を知った千さんが声をかけてくださったみたいで」



万理&夏菜「え...千が」





2人のリアクションはよくわかる

千さんは世話焼きだけど世話焼きが下手だからな





夏菜「千って慰めようとしてハンマーでぶん殴ってくるからな...」



万理「俺が彼女にふられたときも酷かったなぁ」



紡「何て言われたんですか？」



万理「自分を要らないって言った彼女のことを考えてる時間が愉快だからまだ落ち込んでるんだよね」



貴女「ｱﾁｬｰ...」



紡「え...」





よくもまぁ傷心してる人にそれを言えるな

いや,無意識なのかもしれない





万理「1ヶ月シカトしました」



夏菜「よく1ヶ月で済んだね」



紡「ｱﾊﾊﾊ...」



貴女「そういえば陸たちは大丈夫そう？」



紡「...なんとも言えないです」





大和や三月はIDOLISH7の精神面の支えなところもあるからなぁ

同級生の喧嘩とは違うしなかなかメンタルにきそう





夏菜「後で声かけとこっか」



貴女「そうだね」



紡「ありがとうございます」

89話→←87話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す