検索窓
今日:30 hit、昨日:27 hit、合計:7,315 hit

86話 ページ6

貴女「何か別に理由があるんですね」



「っ!?それは...」



夏菜「だとしても!!」



貴女「夏菜...バラしの件かしこまりました」





席を立って夏菜にも出ていくことを促す

それでも納得がいかない夏菜




夏菜「まってよ!私たちは年齢を公開する覚悟もあった
それを全くの無にしたんだよ?」



貴女「...プロデューサー,真実を追求はしません
ですが,あれほど逆境を乗り越えてきた貴方が圧力に負け
製作を断念したことが私は残念です,失礼します」



「....。」



夏菜「A...失礼します」





夏菜も諦めたのか私の後を追って出てきた

不服そうなのは顔を見たらわかる





夏菜「なんであんなにアッサリ承諾したの?」



貴女「たぶん今,月雲と星影がすごい圧力を各テレビ局や関係者にかけてると思う,それにやられたんだよ」



夏菜「そんな...」



貴女「これから仕事がやりづらくなるかも」





大手事務所からの圧はなかなか逆らえない

実際テレビ局よりも事務所の方が権力を握る時代



prrrr prrrr





貴女「電話...非通知?」



夏菜「非通知ならやめといたら?」



貴女「仕事関係で登録し忘れとかだったら嫌だし出るよ
ちょっと待ってて」





夏菜を置いて人気のないところへ行く





貴女「はい,Aです」



「どうだい?仕事がなくなる気分は」



貴女「誰?」



「過去の君を知るものだ
昔あれだけ嫌ってたんだ,トップアイドルの座に居続けれると思うな」



貴女「まさかラビチャの?」



「これからお前は仕事も信用もなくす
元々嫌ってたんだ清々するだろ?アイドルをやめれるんだからな(ハハハ」



貴女「何が目的なの?」



「嫌がらせ...いや,復讐かな?
お前の苦しむ顔がみたいんだよなぁ〜」



貴女「...。」





何かで声を変えてるのか何も手がかりがない

男か女かすらわからない





「まぁせいぜい残りのアイドル人生楽しむんだな
周りに危害が及ばないことを願え」



貴女「待って!!私の周りの人に手を出す気?」



「また連絡するよ,秋房A」





通話は切れてしまった

こいつ,周りにまで危害を加える気なの?





夏菜「A?大きい声聞こえたけど大丈夫?」



貴女「夏菜...うん,大丈夫!!変なセールスだったから
怒鳴っといただけ」



夏菜「いや,怒鳴らないでよ」


貴女「ごめんごめん!」





まだ夏菜には黙っておこう

レギュラー番組の話しがなくなった今,話すのは得策とは言えない

87話→←85話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (16 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
222人がお気に入り
設定タグ:アイナナ , , Re:vale
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

こんこん。 - 初コメ失礼します!好きです!大好きです!!顔のにやけがずっと止まりませんでしたし、夢主ちゃんの過去がすっごく気になります...!頑張ってください、応援してます! (5月11日 8時) (レス) @page27 id: 679cde8edf (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:こしあん | 作成日時:2024年3月15日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。