推しと仕事は辛すぎる3【アイドリッシュセブン】 (ページ25)

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105話　～過去～ページ25

レッスンは楽しいけどメンバーにはハブられるし

LIVEに来る人はなんか怖い

こう言うのって目立ちたがりの集まりだし

変なプライド持ってる人多いし

来てくれるお客さんもマウントや指摘ばっかり

貴女「もうやめたいなぁ」

「よかったらどうぞ」

貴女「...。」

なにこれ？

バンド？すぐ近くの地下LIVE会場か

貴女「気分転換にでも行ってみるか～」

そんな軽い気持ちで足を運んだLIVE

そこで私はRe:valeにであった

貴女「なんかいまいちだな～」

出てくるバンドは皆平凡

もっと輝いてるバンドが見れると思ったのに

結局志しが足りないんだよ

「こんばんは」

「今夜もよろしく」

あの２人は高校生？

へぇ～,なかなか良いじゃん

もらったチラシを見ると作詞作曲は自分達でしていた

貴女「バンド名まだ決まってないんだ」

このLIVEでこのバンドを越すバンドが現れる気がしなかった私は

LIVE会場を後にした

それから何ヵ月か通っていた

バンドメンバーは千さん万さん以外はコロコロ変わってた

2人の容姿のせいなのか男女トラブルも見てきた

でもグループ名【Re:vale】が決まってから人気は上昇していった

ただそれにともなって千さん自身の評価が上がっていたように見えた

そんなある日のLIVE終わり

「千くん新曲超よかった!!」

「うち千くんが作った曲ならなんでも好き!!」

「私も私も!!」

千「そう...」

千さんにとっては嬉しさの欠片もなかっただろう

当時の私も分からず屋の女ども

なんて思っていた

「あ,あの子...」

「誰ともつるまない子でしょ？」

「なんか怖いよね」

貴女「なに？言いたいことあるなら直接言えば？」

「いや..」

貴女「見たいから見に来てるの
あんたたちとなにも変わらないでしょ？」

「貴女高校生？年上への口のききかたどうにかしたら？」

貴女「口の聞き方なんて社会に出たらどうとでもなる
それよりあんたらは音楽聴く耳もっと養ったら？」

「はぁ!?」

貴女「今回の新曲,あんまりいいものじゃなかった」

「はぁ!?なに言って!!」

千「どう言うこと？」

ファンの女性たちといい争いをしていたとき

1度去ったと思っていた千さんと万さんが戻ってきていた

千「いいものじゃなかったって思う根拠を教えて？」