推しと仕事は辛すぎる3【アイドリッシュセブン】 (ページ23)

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103話ページ23

夏菜「A,ココア買ってきた!」

万理「遅くなってごめんね！大丈夫？」

貴女「夏菜,万さん...もう大丈夫です」

夏菜からココアを受けとる

万さんもメッゾの仕事を巻いてくれたらしい

千「確かに大丈夫みたいね」

万理「へぇ,百くんやるねぇ」

私と百さんを見ながらニヤニヤする3人

最初はなぜか分からなかったけどすぐに気づいた

百「いや!これは...手を握ってた方が落ち着くかな～
って思って///」

貴女「そ,そうです!百さんが色々考えてくれて///」

千「色々ねぇ～」

慌てて手を離す私たちを見て余計にニヤニヤする千さん

つい繋いだままにしてしまっていた

夏菜「それは置いといて..….今回の件流石にヤバイよ？」

万理「そうだね,社長にも連絡いれたよ」

貴女「...彩夜じゃなかった
だってあの場に彩夜はいた,なら電話できるはずがない」

千「そうでもないよ」

貴女「え？」

千「電話が録音だったとしたら？」

百「録音？」

そんなにうまく行くかな

録音した音声を流したとしてもどこからか聞こえるはず

千「あの電話,話が噛み合わないことがあった
シンプルに向こうが無視して話したかとも思ったけど
そうじゃなさそうだし」

万理「だとしたら,彩夜って子の可能性が捨てきれる訳じゃないね」

貴女「...彩夜に小声で言われた
【精々気を付けてね】って,もしかしたらまだ何かあるかもしれない」

夏菜「あのセット金属も使われてたんだよ!!
下手したら命だってなかったかもしれない」

千「っ!?」

貴女「千さん...」

青ざめた顔をしたのは千さんだった

百さんが私をかばってくれた時もそうだった

貴女「千さん大丈夫,あの事故はもう起きないから」

万理「そうだぞ,変にトラウマ蒸し返すな～」

千「わかってるよ...」

少し下を向きながら言う千さん

すると夏菜が思わぬことを提案してきた

夏菜「千,今日家行っていい？」

千「...え？」

夏菜「Aは百のところに泊まりなね」

貴女「なんで？」

夏菜「私は千に話があるの
百もいい加減Aの過去知りたいでしょ？」

百「まぁ...うん」

貴女「...わかった,万さんいいですか？」

万理「ん～...まぁ記者も半分ここの熱愛は諦めてるだろうし...いいよ」

貴女「ありがとうございます」

結果として私は百さんの

夏菜は千さんの家に泊まることになった