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102話 ページ22

百「ずっと信じ続けてるよ 何度だって誓うよ
止めどないこの想いを そっと胸の奥に秘めて」



貴女「も..もさ...?」





私の背中をゆっくりしたリズムで叩きながら歌い始めた百さん

凄く心地いいリズムと歌声





百「ずっと信じ続けてるよ 何度だって誓うよ
君の声と僕の声で 未来を繋ぐハーモニー」



貴女「...」





子守唄のような歌声

心が凄く落ち着く...なのに涙は止まらない





百「大袈裟すぎるくらい 笑ってみればいい
どんなに涙も僕らなら きっと笑顔に出来るから」





歌い終わったころには私の過呼吸は落ち着いていた

そんな私を百さんは優しい目で見てくれる





百「落ち着いた?」



貴女(コクッ





涙は相変わらず止まらなかったし声もでなかった

けど,凄く安心して今ここにいる





百「Aは大丈夫,どんな事があっても俺が側にいる
それに昔は分からないけど今は超キュートなアイドルなんだから自信もって?」





私の涙を手で拭いながら百さんは言ってくれる

なんだろう泣いたからかな

凄く顔が熱く感じる





百「本当は抱き締めてあげたい
けど,それはまだ許されないから...」



貴女「いぃ...」



百「え?」



貴女「抱き締めてほしい...///」



百「っ///」





こんな恥ずかしいこと言うんじゃなかった

そう思ったときにはもう遅い

寂しさからなのか恐怖からなのか

分からないけど百さんに抱き締めて欲しかった





百「...やっぱりダメ!これで許して?」





そう言って私の手を握ってくれた

百さんなりに理性を保ってくれたのかもしれない





百「Aが俺を男として見てくれたら
そんな男になれたら...Aのこと全力で抱き締めるから」



貴女「全力で抱き締められたら潰れちゃうw」



百「あ...そっか」



貴女「ありがとう...百さん」



百「どういたしまして〜」

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こんこん。 - 初コメ失礼します!好きです!大好きです!!顔のにやけがずっと止まりませんでしたし、夢主ちゃんの過去がすっごく気になります...!頑張ってください、応援してます! (5月11日 8時) (レス) @page27 id: 679cde8edf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こしあん | 作成日時:2024年3月15日 15時

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