101話 ページ21
「なんの騒ぎですか!?」
彩夜「マネージャー...実はセットが倒れてきて」
「怪我は!?」
彩夜「大丈夫です」
「なんて杜撰な管理をしてたんですか!?」
「申し訳ありません」
「彩夜さんここは危険です,今すぐ事務所へ戻りましょう」
彩夜「はい...A」
貴女「？」
彩夜は私のところまで近づいてきて
また耳打ちをしてきた
「精々気を付けてね」
いつもの声より断然低い声で言われた
犯人は彩夜かと思ってたけど今この現場にいる以上
電話はかけれない
夏菜「万ちゃん,メッゾの付き添いがあって来るの時間かかるって」
貴女「わかった」
夏菜「A...すみません,マネージャーが来るまで空いてる楽屋借りてもいいですか？」
「はい,すぐに準備します!!」
過呼吸になってきてること気づいてくれてる夏菜
休む場所を用意してくれた
すぐに近くに空いていた楽屋があったから貸してもらった
百さんと千さんも来てくれた
夏菜「Aスタッフさんは皆外でたから」
貴女「...うん...ｺﾞﾎｯ,ｳｯ...」
夏菜「大丈夫？」
貴女「ご..め.....ﾊｧ..ﾊｧﾊｧ...」
百「A!?」
夏菜「ゆっくり深呼吸して...吸って...はいて」
夏菜が呼吸するように誘導してくれる
それでも私の頭のなかがグルグルしてて落ち着けなかった
貴女「ﾊｧ...ﾊｧ..ﾋｭｰ..ｹﾎｯ...」
夏菜「ヤバイかも...ちょっと万ちゃんに連絡する!
百,Aの横座って背中さすってあげて
千は私と飲み物買いにいくよ!!」
百「え？ちょっと!?」
夏菜は千さんの腕を引っ張って出ていった
こんな状況で残された百さん
私の方をみて固まっていた
でもすぐに横に来てくれて背中をさすってくれる
貴女「ご..めんな....さい」
百「喋らなくて大丈夫だよ,座ってて辛くない？
横になる？」
呼吸が出来なくて首を横にふる
横になると空気の通り道を余計に塞いでしまうから
百「わかった」
今回の事故完全に私を狙ってた
下手をしたら百さんだって怪我をしてた
私がアイドルを続けることによって周りに危害が及ぶ
そんなことを考えていると涙が出てきた
ヤバイ...どうしよ
百「...。」
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こんこん。 - 初コメ失礼します！好きです！大好きです！！顔のにやけがずっと止まりませんでしたし、夢主ちゃんの過去がすっごく気になります...！頑張ってください、応援してます！ (5月11日 8時) (
レス) @page27 id: 679cde8edf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こしあん | 作成日時：2024年3月15日 15時
