推しと仕事は辛すぎる3【アイドリッシュセブン】

99話 ページ19

夏菜「ここか」





本当に収録終わりに来てしまった

主に夏菜の暴走を止めるためなんだけど...




貴女「夏菜諦めようよ」



夏菜「直接見るまで帰らない
今,Aの相方は私なんだからって昔のメンバーにドヤってやりたい!!」



貴女「なんでよw」





訳の分からないやり取りを廊下でしていると

Re:valeの2人が出てきた





百「Aと夏菜じゃん!!」



貴女「お疲れ様」



千「本当に来たんだ」



夏菜「当たり前でしょ!どいつ？」



千「口悪いよ夏菜」



夏菜「生まれつきです〜」





隣で千さんと夏菜の言い争いがはじまる

いつも通りのこの光景が凄く落ち着く





百「A今度のオフいつ？」



貴女「オフ？えっと...再来週」



百「ほんと!?」



貴女「う,うん」



百「じゃあさ一緒に」



彩夜「Re:valeさんお疲れ様です!!」





百さんの言葉を遮るように彩夜が出てきた

そして私にも気づいた





彩夜「あれ？Aじゃんどうしたの？」



貴女「近くで収録があったから寄っただけだよ
彩夜,収録お疲れ様」



彩夜「ありがとう〜
もう,お二人とも超優しくて助かっちゃいました!」



百「彩夜ちゃん凄くトーク力あってビックリしたよ!!」



彩夜「ありがとうございま〜す」





終始千さんが嫌な顔をしているのが見える

百さんって他の人と話すときこんな感じなんだ





彩夜「このままMeltの人気超えてRe:valeさんと
長期コラボできたら嬉しいです!」



夏菜「はぁ!?」



千「Meltを越すのは時間がかかるんじゃないかな？」



彩夜「伊達に地下アイドルしてたわけじゃないですよ
Meltの４年なんてあっという間に越しますよ〜」



夏菜「そんな簡単に越せるわけ無いでしょ
私とAの4年間なめないでもらえる？」



彩夜「後輩いびりですか!?怖い!!」



夏菜「あんたねぇ」



貴女「夏菜...じゃあまたね彩夜」



彩夜「えぇ〜,もう行っちゃうの？
思い出話いっぱいしたかったのに...
メンバーの中で浮いてた天才アイドルAの話」



貴女「...皆元気してる？」



彩夜「皆それぞれ幸せみたいよ
連絡取ってないの？あ,連絡先知らないのか」



貴女「そうなの,だから皆によろしく言っといて？」



彩夜「わかった〜...あ,A」



貴女「なに？」



彩夜「ほんと強かで腹立つ...精々気を付けてね(ｺｿｯ」







やっぱり犯人は彩夜？

そう思いながら私が歩きだした

そのときだった





「危ない!!」

100話→←98話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す