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95話 ページ15

夏菜「千葉さん引退するんだって」



貴女「らしいね」





大和の電話からそんなに日は経ってなかったと思う

大御所 千葉志津雄の引退は世間を騒がせた





夏菜「新聞も週刊誌ももちきりだったよね〜」



貴女「そりゃ大御所の引退だからね....イタッ」



夏菜「A?」



貴女「これって...」





ティッシュの箱からカッターの刃が出ていた

それに気づかずティッシュを取ってしまった





夏菜「ちょっ!?これカッターの刃じゃん!!」



貴女「なんでこんなところに」



夏菜「スタッフさん呼んでくる!後絆創膏!!」



貴女「う,うん」





夏菜は楽屋を飛び出していった

まさか本当に復讐が始まってるのかもしれない





貴女「まさか...ね」





スタッフさんを連れてきてくれた夏菜

刃物は完全に悪意で置かれたと言う話だった





「こちらのチェック不足で申し訳ございません!!」



貴女「そんな,頭あげてください」



夏菜「でも,明らかに故意でしょ」



貴女「軽く切っただけだから,気にしないでいいよ」



夏菜「でも...」



貴女「また夜に話そ,今は収録が先」



夏菜「.....わかった」





本当に分かってるかは分からないけど

夏菜はそこで抑えてくれた



収録は問題なく進んで着替えて帰る準備をしてるとき

千さんからのラビチャが鳴った





貴女「これは...」



夏菜「喧嘩したね」



貴女「前仲直りしたばっかりじゃないの?」



夏菜「しかもこのラビチャ,普通の人だと読解力どれだけあっても分かんないし」



貴女「千さんらしいって言うか」



夏菜「この感じだと他の皆にも送ってそう」



貴女「確かに...事務所行ってみる?」



夏菜「そうしよ,万ちゃんもいるし
今日のカッターの事も社長に言っといた方がいいしね」





月曇と関係がありそう

前に千さんが了さんのところに行ったって話も聞いたし






夏菜「何て言うかさ,あの2人って話すの下手だよね」



貴女「だね,お互いを思ってるからだろうけど
肝心なことを隠しすぎてる」



夏菜「ちょっとは頼れっての〜」



貴女「夏菜がそれいう?」



夏菜「ぅ...とりあえず事務所行くよ!」



貴女「はいはいw」






案の定,事務所に着くとIDOLISH7や万さんのところにも

ラビチャが来ていたらしい





万理「さっきまで昔のRe:valeの話してたんだよ
これ,懐かしいでしょ?」





そう言って万さんが見せてくれたのは

【未完成な僕ら】のCDだった

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こんこん。 - 初コメ失礼します!好きです!大好きです!!顔のにやけがずっと止まりませんでしたし、夢主ちゃんの過去がすっごく気になります...!頑張ってください、応援してます! (5月11日 8時) (レス) @page27 id: 679cde8edf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こしあん | 作成日時:2024年3月15日 15時

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