94話 ページ14
三月「仲介してもらってどうするんですか?」
百「土下座でもウィンクでもして説得するよ
千が大和に約束したんでしょ,スキャンダルくらい俺たちが守ってやるって」
大和「なんでそこまでしてくれるんですか?」
千「暇潰し」
百「趣味だよ気にしないで」
貴女「さっきまで格好よかったのに...」
夏菜「今のは残念感極まりない...」
それがRe:valeなんだけどさ
千さんもかなり動いてくれてたらしい
千「だけどなかなか折れない人もいる
志津雄さんと過去に衝突して感情的になってる人だ」
この次に出た千さんの言葉に皆が驚愕した
千「その人たちの怒りを沈めるためにも頭を下げてくれないかってお願いしたんだけど,二度と敷居を跨ぐなって言われちゃった」
龍「千葉さんに謝れって言ったんですか?」
千「うん」
龍「想像しただけで怖いな」
貴女「全くの同意」
大御所の俳優さん
千さんにとってはお世話になった人
そんな人頭下げろなんて言えるわけがない
千「まぁ怖かったよ
でも大和くんがお願いすれば志津雄さんも言うことを聞いてくれるかもしれない...電話してみて?」
大和「いまですか?」
千「うん」
大和「無理ですよ聞くわけない」
千「あの人だって息子のために花を送る以外の事もしたいはずだ」
優しく大和に言う千さん
確かに大和が言うのが一番早い
大和「でも...」
天「掛けて...きっと君のために動いてくれるよ」
天はきっとこの中で千葉さんに一番近い価値観を持ってる
本人だって本意じゃない
選択しなければならなかったから選んだ道だった
大和「何て言えば」
千「簡単だよ,【あんたのせいだ】って言えばいい
小学生の君が失った憧れと甘えと今までの悲しみを全部ぶつけたらいいよ」
大和「分かりました」
手を震えさせながらも千葉さんに電話をかけた大和
自分を好きになれるように
変わりたいと思った大和の行動や思いは千葉さんに届いた
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こんこん。 - 初コメ失礼します!好きです!大好きです!!顔のにやけがずっと止まりませんでしたし、夢主ちゃんの過去がすっごく気になります...!頑張ってください、応援してます! (5月11日 8時) (レス) @page27 id: 679cde8edf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こしあん | 作成日時:2024年3月15日 15時