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92話 ページ12

大和「期待を裏切るようで悪いけどいわゆる愛人の息子なんだよ俺は」



陸「っ...」



大和「そう,俺の家はガキの頃から業界のいろんなやつが来てて千葉サロン何て言うやつも居た」





その団体は非公式の組合みたいだったらしい

こういう団体ではよくあるけど最初は楽しいもの

ただどんどん闇が見えてくる





大和「千葉志津雄の愛人宅 二階堂の家はそう言うところだったんだ」



楽「そんなドロドロしたところがじっ」



天「無神経」





だからなんで未成年の方がしっかりしてるの...

八乙女社長,楽に教え忘れてることありすぎでしょ





大和「小学校高学年くらいか
初めて本当の奧さんと並んでテレビに出てる親父を見た」





その頃の大和には衝撃が大きかっただろうな

今まで何も疑わずに過ごしてたんだもん





大和「1人で色々調べてやっと理解した
あぁ,こいつ正式な親じゃねぇじゃんなんで誰も言わねぇんだよって...テレビの中が本物だった」



環「だから前言ってたのか,俺がテレビに出たがってたとき良いもんじゃねぇぞって」



大和「あぁ,俺は親父と口をきかなくなった」





男としてのプライドなのか

それとも父親として居たかったのか

千葉志津雄さんはどれだけ大和が態度に出しても何も言わなかったらしい





楽「なんで親父を殴りに行かなかった
なんで文句をいいに行かなかったんだ!!」



大和「なんでだろうな...
親父っつってもじじぃだったからか,こっちから聞いてやるのが気にくわなかったのか」



陸「お父さんの事が大好きだったからじゃないですか?」



大和「っ!」



陸「大好きだったから裏切られたことが悲しくて悔しくてでも,嫌いになれなくて許したくて...俺はそうでした」





形は違えど似た経験をした陸だから大和の気持ちが分かるし伝えることができる

そんな言葉だと思った






大和「そうだな,俺もきっと親父のとこをもう一度好きになりたかったんだよな...でも,やっぱり無性に許せなくなるときがあってさスカウトされたときがそうだった」






【復讐】そう言うっていた大和

自分に話してくれなかったことを暴露して

テレビで,記者会見ですべて言わせるつもりだった




でも,その考えが首を絞めてしまった

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こんこん。 - 初コメ失礼します!好きです!大好きです!!顔のにやけがずっと止まりませんでしたし、夢主ちゃんの過去がすっごく気になります...!頑張ってください、応援してます! (5月11日 8時) (レス) @page27 id: 679cde8edf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こしあん | 作成日時:2024年3月15日 15時

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