推しと仕事は辛すぎる3【アイドリッシュセブン】 (ページ2)

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82話ページ2

了「百じゃないかぁ!他のやつらはもういいのかい？」

百「あぁ...話す前にAから離れろよ」

貴女「も,百さん？」

月雲さんの手を振り払い,私の肩を抱く百さん

普段こんな怒った声を出すことはない

了「酷いなぁ～コミュニケーションだよ？
Aは百の友達でしょ？僕も仲良くしたいんだよ
それともなぁに,友達以上の関係なの？そうなるとこれは美味しいネタだねぇ～」

百「っ!?や,やだな～了さんそんなことないよ
了さんは初対面の人との距離感が近いからAがびっくりしてるだろ？ゲームでもアクティビティでも俺が付き合うからさ!」

了「ん～そうだねぇ,百
百はアイドルだ,ファンを悲しませたりしないよねぇ」

この2人の関係...なんとも言えないけど

凄く不穏な雰囲気

彩夜「A,あんたが来年ステージに立つことはない
昔私が全てを奪われたように今度は私があんたの全てを奪って上げる」

貴女「彩夜....」

彩夜「トップアイドルになったこと後悔するわよ」

了「じゃあねぇ百,A」

そう言って月雲さんと彩夜は行ってしまった

昔はもっと楽しそうに競ってた気がする

けど今は月雲に染まったのか,自分が見えなくなってしまったのか

貴女「.....。」

百「A大丈夫!?了さんからなにもされてない？」

貴女「うん,大丈夫ありがとう百さん」

百「なら良いんだけど...了さんは手段選ばないから気をつけて」

貴女「....うん」

さっきの百さんを見たら何となくわかる

けどそんなところに入った彩夜はそれほど私を越えたいのかな

百「そういえばさっきの子は？」

貴女「長倉彩夜,地下アイドル時代のメンバーなの
なんか...変わっちゃってた」

百「なんかAのこと凄く嫌ってた？」

貴女「うん...昔色々あったからね」

百「...。」

心配そうに覗き込んでくる百さんを見て我に返った

変に心配させちゃだめだよね！

貴女「大丈夫!百さんは気にしないで!」

百「うん」

貴女「後...そろそろ手離してくれてもいいかな～って」

百「わぁぁ!?ごめん///」

私の肩に置いていた手を離す百さん

一人でワタワタしてるのは凄く可愛くみえた