【H×H】独り娘のWaltz 終焉-エピローグ-1 (ページ13)

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13話　ひとりじゃなくなったページ13

キ「んじゃ、最後はオレだね」

A『キルア君出たら絶対勝つから私が出る幕ないじゃん…』

キ「残念がるなよ」

そんなキルア君は、案の定相手を瞬殺した。

流石ゾル家といったところか。

皆引いている。

まあ、相手は囚人だし別にいいんじゃないのかな。

私たちが捕まれば私たちもどうせああなる可能性がある訳だし。

それより、クラピカが旅団に怨みを持っているだなんて知らなかった。

うーん、どうしよう。

もうクラピカと上手く関われる気がしない。

条件が満たされた為、移動可能になったらしい。

そういえば、私刺青入ってる。

どうしよう、殺される(焦)

「ちょっと待って下さい」

「「？」」

「僕、どうしても戦いたい相手がいるんです」

道が開かれたとき、囚人の中から声がした。

そして奥から小柄な少年らしき人物が前へ出てきた。

「彼女」

A『……』

私の目つきが変わったことに、この場にいる全員が気付いたのだろうか。

それとも、私のオーラが全員に気付かせたのだろうか。

私のせいで、明らかに空気が重くなった。

私のせい？いや、私だけではないだろう。

同い年くらいであろうその少年と私は、センターに向かい対面する。