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…
「A……、あっち行こう？」
道路で1人泣きじゃくる私の元にラウが駆けつけてくれた。
ラウはまっすぐ歩けない私を抱えながら控室へと向かう。
そして、私はいつも寝そべっているソファに倒れ込んだ。
「はい、これ」
渡されたペットボトルの水をむせそうになりながらも飲み干した。
でも、気分もバクバクと音を立てる心臓も落ち着かない。
お酒で苦しんでいる時よりも、幾分と辛い。
『佐久間さん、もう来ないって…』
「そっか……」
『…っ、
何が原因だったんだろ…』
何か嫌なことでも言ってしまったのか、
はたまた私のことを嫌いになったのか、
いくら考えても答えには辿り着かない。
「…………、
佐久間さんは、何か言ってなかったの？」
…
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作者名：虹バラ
| 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/royal_myrt25
作成日時：2021年9月17日 18時
