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危険な薬草取りの段 11 ページ28

改めて助けていただいたお礼を言い、一礼して部屋を出ようとする

と、

『あぁ、そうだ乱太郎。廊下の端は、通らないようにね!』

乱太郎「え?あ、はぁい!分かりました!」

ピラピラと手を振って見送ってくれる龍之介先輩を横目に、部屋を出て一年長屋に向かう

道中、ふと気になってそっと片足で縁側に体重をかけてみた

すると、ガタンと音がして廊下が庭先に向かって傾き、ポーイと放り出されてしまう

悲鳴を上げる間もなく、地面に埋まっていた跳ね板によって空に打ち上げられた

そのまま飛ばされ…

乱太郎「きり丸!しんべヱ!あぶなーーーーい!!」

「「え?」」

落下したさきにいた二人に…!

ゴッチーーーン…

きり丸としんべヱを下敷きにしつつ、なんとか無事に(?)一年長屋にたどり着きました…

…これも、あの先輩の思い通りになっているのかは、分かりませんが…

きり丸「乱太郎、重い〜!」

しんべヱ「早く退いてよぉ〜!」

乱太郎「あっ、ごめんごめん…!」








仙蔵「そう言えば、乱太郎を送ってやらなくて大丈夫だったのか?」

文次郎「あっ!」

『あぁ大丈夫だろうよ、今はもう一年長屋まで飛ばされたころだろうしね』

文次郎「お前、そのためにわざわざ廊下の端歩くな、って注意したのか?」

仙蔵「やるなと言われたら、間違いなくすると思って…」

『他の罠にかかってボロボロになるよりマシじゃない』

「「全く…」」

『んふふふ…w』

改-塀登りができないの段1→←危険な薬草取りの段 10



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作者名: | 作成日時:2023年9月22日 8時

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