第１５話 夢主side ページ21
御影専農について、雪に引っ張られながら中へ入っていく。
少しは周りの目線を気にしてほしい。
一応私はジャージで来てるけど、雪は制服のまま。
そのせいで、他の部活からの視線が突き刺さる。
私は目立つの嫌いだから、早く帰りたい気分だった。
暫く中を歩いていると、サッカー場へ着いた。
そこでは御影専農の選手たちが練習していた。
その中でGKが私たちに気付いた。
そして、表情を変えずに近付いてきた。
この人の表情筋大丈夫かしら？
「久しぶりだな、美輝
北海道に引っ越したと聞いていたが…」
「ああ、FFが終わるまで雷門中に滞在してんのよ」
「そっちの子は誰だ？」
「鈴野美輝です
一応コレの幼なじみです」
「「「(コレって言った…)」」」
自己紹介をすると、ジーッと顔を見られた。
あ、GKじゃなくて他の人ね。
何か視線慣れしてないから居心地悪いな…
雪は雪で、GKと話してるし…
何で私が連れてこられたの？
すると、ピンクの髪が外ハネしてる子が近寄って来た。
「あの、キャプテン練習は…」
「お、改じゃん！オヒサー！」
雪が、ピンクの髪が外ハネしてる子に抱き付いた。
スキンシップ激しいわね、相変わらず…
相手困ってるし。
これ、佐久間くんが見たらどんな反応するだろう…
少なくとも嫌な顔はするでしょうね。
「雪、これ以上此処にいても彼らに迷惑よ？」
「え〜」
「俺たちなら大丈夫だ」
「ほら！
杉ちゃんもこう言ってるから大丈夫だよ！」
「杉ちゃんって…ﾊｧ……帰りたい(ﾎﾞｿｯ」
私、ただでさえ人見知りするのに…
方向音痴だから１人じゃ帰れないし…
雪の話が終わるまで待つか。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 18人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
未奈(プロフ) - 瑠璃色さん» ありがとうございます！駄作ながらも、頑張って更新するので宜しくお願いします！私も瑠璃色さんとお友達になりたいです！フィディオのお話読んでます！ (2017年7月2日 22時) (
レス) id: 7a797450cd (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃色(プロフ) - 超絶駄作者☆の瑠璃色です！(((いきなりなんだよ← この度貴方の作品を読ませていただきました！とても面白いです！頑張って下さい！あわよくば是非お友達に！((( (2017年7月2日 19時) (レス) id: e5ac6d93f6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
