今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:15,308 hit
小｜中｜大
三話 ページ5
少女は目を開けて足の上のタオルを取る
そこにあったはずの傷は綺麗に無くなっていた
｢っえ、嘘｣
｢嘘やない、俺の魔法や｣
じわりと緑の目が溶ける
それを見た少女は顔を背けた
｢ありがとう｣
｢助けてもらったお礼や｣
そんな二人のもとに1匹の狼がやってきた
人魚に鼻を近づける
｢ネルビオ、噛んだらダメだよ？｣
｢Aの犬？｣
｢相棒のネルビオ、狼だけどね｣
｢可愛い目しとおね｣
ワシワシと撫でられて嬉しいのか人魚に擦り寄る狼
｢珍しいね、ネルビオ懐かない子なのに｣
｢そうなん？ははっ、擽ったいわ｣
撫でられた手を舐めるネルビオ
あまりの擽ったさに人魚はヒレを動かした
｢それって本物？｣
｢なんでそんなこと聞くん？｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 24人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
守宮烏(プロフ) - もみじさん» ありがとうございます^ ^ (2020年6月13日 5時) (
レス) id: 1296702c2e (このIDを非表示/違反報告)
もみじ(プロフ) - 良いですね！可愛いです！ (2020年6月12日 23時) (レス) id: 61d5d81753 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：守宮烏 | 作成日時：2020年5月3日 21時
