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三十三話 ページ35

「そこからしばらくはローデリヒの所に居た」

「...過去に縛られとったやろ?」

「うん」



納得したのか少女の涙が止まる



「不自由な世界に居ると光を求めたがる」

「光って何...?」

「人それぞれや、俺にとってはA」

「私は...ロドリゴ」

「せやからこの不自由な世界が好きなんや」



トントンと人魚は少女の背中を摩る
少女はパッと人魚から離れると鼻頭にキスをした



「あんまり、無理したらあかんよ?」

「うん」

「辛くなったらこっそりおいで」

「ロドリゴには頭が上がらないよ」

「なんや、夫婦みたいやな」

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守宮烏(プロフ) - もみじさん» ありがとうございます^ ^ (2020年6月13日 5時) (レス) id: 1296702c2e (このIDを非表示/違反報告)
もみじ(プロフ) - 良いですね!可愛いです! (2020年6月12日 23時) (レス) id: 61d5d81753 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:守宮烏 | 作成日時:2020年5月3日 21時

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