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第95話 ページ15

大樹side

竜斗の家に着いた。
いつ来てもここはやっぱり落ち着く。

竜斗「ごめんごめん……待った?」

竜斗が外へ出てきた。
こんなとき、竜斗がいてよかったと思う。

大樹「いや、大丈夫。それにしてもやっぱりここはスゲーな。」

周りの竹を見ながらそういった。

竜斗「うん。やっぱりすごいよね。」

それに特訓にも持ってこいだし。
と竜斗は言う。
まあ、この辺りは竜斗のおじいちゃんの家の敷地だし特訓に使っても問題はない。

ドナ「特訓…?」

竜斗「うん。どれくらいの時間で竹を何本切れるかとか、あとは魔法の練習してたりもするよ。」

さて、そろそろ本題にはいらないと。

大樹「で、竜斗を呼びに来た理由なんだけど……」

俺は今まであったことを一通り説明した。
竜斗は真剣な表情でその話を聞いていた。

竜斗「海音とルナに連絡がとれない理由はわかるよ。今、海音とルナとさとりと優希で別世界に行ってるし。」

あいつら、そんなところに行ってたのかよ……
かなり俺には衝撃的だったが、ドナはというとあまり驚いてない。

大樹「マジかよ…だからメールが返ってこなかったのか……って、二人ともどうした?」

気がつけばドナは奥の方を怪しんでいて、竜斗は剣に手をかけて奥の方を睨んでいる。

ドナ「何か…いる…気がする。」

竜斗「うん。よくわかんないけど何かいるね。」

……こいつら、そんなのもわかるのかよ…
俺には全く何も感じない。
そもそも俺が話した少しの間だけで二人ともこの気配とやらを感じたって……
なんか羨ましくなってきた。

ドナ「気配が消えた…?」

どうやらその誰かがいなくなったのだろうか。
すると、竜斗は首を横に振った。

竜斗「まだいる。さっきより少し遠くにいったみたいだけど。それに…こっちの様子を観察されている気がする。多分、本校舎側の人かその関連。」

なんでそこまで特定できんだよ……
なんとなくドナの察知能力が少し普通に思えてきた。
それとも、竜斗が異常なのか?

竜斗「大樹!!今すぐ横にずれて!」

急に竜斗が大声をだした。
俺は竜斗に言われた通りに横にずれた。
すると、とても強い向かい風が吹いてきて少し飛ばされそうになった。
竜斗が追い風で反撃していなかったら飛ばされていたかもしれない。

そして、さっきまで俺がいた辺りの竹の一本に見た目は普通の紙ひこうきが突き刺さっていた。

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柊沢花月(プロフ) - すみません、今まで見るだけにさせていただいておりましたがサーバーが重くなったら困るのでこの続きは【http://id52.fm-p.jp/623/TRPGyarou/】の方で言っていただいてもよろしいでしょうか?即席というところを用意いたしましたので。 (2017年5月7日 11時) (レス) id: aaf9023767 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:柊沢花月 | 作者ホームページ:http://id42.fm-p.jp/436/kagetu331/  
作成日時:2016年10月25日 7時

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