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まずご飯炊こう。
早炊きすれば今から炊いても大丈夫かな。
炊飯器の準備をしてからいよいよキーマカレー作り。
……キーマカレーってどんな具入れてたっけ。
「まあとりあえずカレーっぽい具切ればいいか」
モトキ「あ、材料はこの中から使って」
「はいよ。まずは玉ねぎからいこうかな」
皮を剥いて半分に切ってから切れ込みを入れてたらキッチンの前に置いてある椅子に座って見てたシルクくんが目を丸くしてた。
何その表情。
シルク「それ何してんの?」
「みじん切りにするために切れ込み入れてる…」
シルク「へ?それでみじん切りになんの?」
「は?」
マサイ「シルク理解できてねぇwww」
ンダホ「ふははははwww」
「マジか……」
シルク「えっ、お前分かる?」
シルクくんに話を振られたザカオくんは首を横に振る。
……正直ここまでだとは思わなかった。
君ら本当ヤバいな。
「見てれば分かるよ」
縦と横に切れ込みを入れて、普通に切ればみじん切りになっていく玉ねぎ。
ていうかこのやり方中学の時家庭科のテストで出てなかった?
教科書にも載ってたと思うんだけど。
シルク「えー、凄ぇ!!」
ザカオ「そこからみじん切りになるんだ!」
モトキ「20代半ばの男が感動することじゃないんだよなぁ…」
ンダホ「習ってるはずだよねwww」
ザカオ「え、習った?」
マサイ「少なくとも家庭科の教科書には載ってたと思う」
「……これからたまに私と料理する?」
シルク「それは普通に楽しそう!する!」
何か私シルクくんとザカオくんが心配になってきたよ…。
料理すること自体は苦痛に思ってなさそうだし、継続的にやってれば普通の腕前くらいにはなりそう。
まあ隠し味にプロテイン入れなければの話だけど。
プロテインは料理によっていい場合とダメな場合があると思う。
「あとはー……にんじんと…お、パプリカあるじゃん。パプリカ入れよ」
ザカオ「じゃがいもは?」
「私の中のキーマカレーのイメージはじゃがいも入ってないから入れなくていっかって」
シルク「へー」
にんじんもパプリカもみじん切りにした。
にんにくとかしょうがって入れるべき…?
「いいや、入れちゃえ」
マサイ「たまにそういうチャレンジするよな」
「まあ不味くはならないでしょ!」
モトキ「シルク達のキーマカレーより美味しいのはこの時点で確定してる」←
シルク「分かる」
ザカオ「ほんとそれ」
ンダホ「あ、そこ否定しないのね」
〜 3 〜→←シルクとザカオのムキムキ料理音痴クッキング!のその後
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ゆりりん(プロフ) - 終わるんですか〜(涙)この作品大好きでした〜!(涙) (2019年10月26日 23時) (レス) id: 638a835745 (このIDを非表示/違反報告)
www - 夫婦ね〜いいね〜(私は違うけど・・・) (2019年10月26日 20時) (レス) id: c017dbb3ff (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん(プロフ) - きゅんきゅんします〜! (2019年10月24日 23時) (レス) id: 638a835745 (このIDを非表示/違反報告)
せいら/うおたみん(プロフ) - フラグがたったってことは…?!笑これからも楽しみにしています(´∀`) (2019年10月22日 10時) (レス) id: 2c14e8117c (このIDを非表示/違反報告)
www - 最近いいね!w (2019年10月16日 16時) (レス) id: c017dbb3ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:瀧 | 作成日時:2019年9月1日 0時