172.不機嫌なのは何故？ ページ26
シルク「え、何で今俺ディスられた？」
「バーカバーカ」
シルク「はあ？……いって！さっきから何だよ！？」
無防備なシルクくんのおでこに全力でデコピンをお見舞いしといた。
デコピンされたおでこを押さえて、訳が分からんといった表情のシルクくんに私だけじゃなくてカンタくん達も笑った。
何で笑われてるのか分からないシルクくんはムスッとして私の頬を両手で摘んで引っ張る。
これ地味に痛いんだよ？
「んふふwwwごへんって(ごめんって)www」
シルク「ったくwww」
シルクくん笑ってるから本気で怒ってる訳じゃない。
すぐに手を離してくれて、労わるように軽く私の頬を撫でてくれた。
カンタ「……2人が付き合ってる訳じゃないんだよね？」
「何でそうなるの？」
シルク「やめろよ、俺がマサイに殺されるわ。あいつリズハにガチ惚れだから」
ないとー「ちなみにリズハちゃんはマサイのどんなところが好きなの？」
「時々日本語が下手になってアホなところですかね。可愛いんです」←
カンタ「可愛い……？」
トミー「そんな惚気話聞きたくなかったわ」
ちぇ、真面目に答えたのに。
シルク「なぁ、お前そろそろ行かないと時間ヤバいんじゃねぇの？もう12時過ぎてるけど」
「うわ！ほんとだヤバい！！じゃあ私帰るわ！！」
シルク「あ、明日撮影でお前ん家行くから」
「分かった！じゃあまた！」
トミー「またなー」
カンタ「バイバーイ」
渋谷ジャパン「気を付けて」
ないとー「リズハちゃん！近いうちにコラボしようねー！」
「いいですね！楽しみにしてまーす！！」
最後に大きく手を振って走ってその場を後にした。
.
.
.
────マンションに着いた時はもう午後11時を過ぎていた。
マサイくんは何してるかな。
玄関を開けるとマサイくんが壁に凭れて体育座りしてた。
「うわっ」
マサイ「おかえり」
「え、ただいま……何してるの？」
マサイ「Aを待ってた」
「リビングで待ってればよかったのに」
マサイ「……A」
「んー？」
……何でそんな不機嫌なんだろ。
眉間に皺を寄せて険しい顔をしているマサイくん。
何が何だかよく分からないけど、とりあえず家に上がろう。
ヒールを脱いでマサイくんの近くに寄った瞬間、抱き締められた。
「なぁに、どうしたの」
マサイ「……嫌だ」
「ほ？」
え、何が？
お願いだから主語を言ってくださいマサイさん。
173.君だけじゃない→←171.水溜りボンドとおるたなChannelと
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 163人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
www - やっぱいいねー (2019年7月6日 21時) (
レス) id: 423bf3fc22 (このIDを非表示/違反報告)
瀧(プロフ) - wwwさん» 昨日モトキメインの小説作りました！よかったら読んでみてください！(*^^*) (2019年7月2日 19時) (レス) id: 5c3fcd6700 (このIDを非表示/違反報告)
www - モトキメインの小説出来たら教えてくださいね！ (2019年7月2日 17時) (レス) id: 423bf3fc22 (このIDを非表示/違反報告)
瀧(プロフ) - ムルセンさん» 私もその動画観ました！イケメンですよね(//∇//) (2019年7月1日 17時) (レス) id: 5c3fcd6700 (このIDを非表示/違反報告)
ムルセン(プロフ) - さっき笑ってはいけないマサイ観てたんですけどね。やっぱイケメンだなって思ったんですね。 (2019年7月1日 13時) (レス) id: 70acea0c88 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：瀧 | 作成日時：2019年6月19日 0時
