ただの大学生は小さくなった浦島坂田船を育てなくてはいけないようです。【歌い手】

さんじゅうななわ！ ページ42

『え？なんておっしゃりました？』

さ「大学行きたい！」


『いやいやいやいや、君学生じゃ無いよ？』


さ「でも、Aの大学気になるもん！言ってみたい！」



ねぇ、ダメェ？と上目遣いをするさかたん


…なんでこの人は成長しても可愛いのかなっ！少しぐらい分けてほしいわっ


『分かったって、………ちょっとだけだからね？』

さ「わーい！やった！！」

う「え？何、大学行くの？」

し「へぇ、面白そうやんな」

せ 「センラも行きまーす」


分かってたよ、こうなることは分かってたけどね…泣


こうしてみんなとの大学探検が始まったのだった


____________
in大学


ま「あれ？A今日授業午後からじゃ！？何みんなのこと連れてきてんの！？」

『来たいって』

ま「いやいや、来たいって言ってもそんな簡単に連れてきちゃダメだろうが！」

『…さかたん』

さ「だっダメだった？(；ω；)」

ま「もちろん！大歓迎だよね！」


やっぱこの手使えるな


ま「って言っても先生にバレたらどうするのさ、」

『んー、学校見学？』

ま「見た目、小中学生が？」


『…さかたんスキルを発動』


ま(大丈夫かな…)



「Aじゃん！今日早いね…だれ？」

声をかけてきたのは友達の詩織だった

『あっ、詩織、えっと、これは』

せ 「あっ、いつも姉がお世話になってます。」

詩「あっ、弟くん！？え？A弟いたの！？」

『あっ、うん、うん！そうなんだよね』

詩「まじかよ！初めて知った！てか、みんなイケメンじゃないかい！！」

さ「詩織ちゃんもかわええよ？」

詩「え？何この子天使なの？わたしには羽が見えるよ？」ボソッ

うん、分かるよ、よーく分かる



詩「へー、じゃあみんな今日はお姉ちゃんの大学見にきたんだ」

う「はい、ちょっと気になって」

詩「…わたる君て、小学生にしては千夜くんに負けないくらいしっかりしてるね」

『wwww』

詩「え？？どうしたの？」

『わたるは、w中学生っwww千夜が小学っ』

詩「えっ、あっ、ごっごめんなさいっ」

う「いや、別に大丈夫です(Aは笑うんじゃねぇ、あとで○す)」

う、寒気が


詩「あっ、じゃあわたしそろそろ講義だから、行くねっ、みんな楽しんでね！」

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