逆ハーとか全く求めてないのでひとまず離れてください【歌い手】

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綺麗な高音




優しい歌声




奏でる音１音１音に引き込まれる感覚





『祐里っ、この声…』



ゆ「あっ、そういえば言ってなかったわ、今年の文化祭桜坂と合同なんだよ」



ってことは本当にあの声の持ち主！？


『えっ、どうしよう！めっちゃ嬉しい！あの高音の出し方教えて貰えないかな！！てかラインやってないかな！』


それに、これで顔も可愛かったら是非嫁に((殴



やがて、曲が終わり拍手がやむ



そろそろ、舞台裏にもどってくるころ




足音が近づくにつれ、私の胸も高鳴る





ドアが開くと同時に私は目をぎゅっとつぶり叫んでいた



『あっ、あの！前スタジオであなたの声を聞いた時からずっと好きでしたっ！声も、ギターやドラムとかもすごく上手くて尊敬します！その美しい高音の出し方とか教えて貰えませんか！あっあと出来れば連絡先をk(「Aちゃんに好きって言われちゃった〜」


「いや、俺やてギター尊敬されたしっ」


「僕のドラムも良かったみたいで嬉しいですねぇ」



「ねぇ！僕のベースは！？」





ん？なんだ？私が今話しかけたのはかの美しい高音の持ち主



でも今私の耳に流れてくるのは




ま「ねぇ！Aちゃん！もう一回好きって言って！！」



まふくん含むシェアハウス桜坂の高3組…




さ「そういやぁAちゃんギター褒めてくれたよね！僕だったら手取り足とり教えて『遠慮しまーす』…えーー、」





絡んでくる数名の対応をしながらふと思い出した




…まてよ？文化祭が合同ってことなら



明日もいる、、私は明日一日中フルで店番



まふくんたちも回る側と店番



下手したらうちのクラスに…






え？やだ、それは避けたい





こうなったらうちのクラスがやってることがバレる前に裏方に「Aライブ終わったなら早くせっきゃくしにきてー！」



…委員長、、タイミング最悪です



あ「え？Aちゃんのとこ何やってんの？カフェ見たいな？」



『………なんもやってないです』



セ「えっと、そのクラスは、へぇ、メイド喫茶ですかぁ、面白そうですねぇ」



センラさん調べんの早すぎ




ま「絶対行きますね！」



『ほんと来なくていいです』



さて、ここからどう逃げようか

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