Xx.*Prolog... 主人公side ページ1
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4月上旬…。
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私達は、卒業式という小学校の最後の壁を乗り越え
不安を胸に中学生となった。
卒業式に友達と離れるのが怖くてたくさん泣いたな…なんて思いながらも。
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中学校の門には、まるで私の不安をすべて消してくれるように「桜の木」…が綺麗にヒラヒラと散ってる。
そこは始まりを意味する。 決して終わりなんかじゃない…ってことを…。
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光里「Aー!、おはようございますペコッ」
A「………ああっ!、光里おはよう!桜の花びら綺麗だね…」
光里「まあ、来月には全部散っちゃうな…って思うと寂しいけど
この桜の木はあたし達の中学式を…歓迎してくれてると思う…!」
A「そうだったらいいんだけどね(笑)、私まだ中学生の自覚ないのに
6年生だったあの頃が懐かしく思えるなー。」
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光里「ほらほら!、今は今!そういう思い出は心の中に閉まっておくの!」
A「80%は忘れてるけど…ね。」
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なんて会話を…してると時間を忘れてしまう私達。
小学校からの腐れ縁で話がよく合って昔からの大親友なんだ
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中学生も仲良くできるかなー…って少し心配だけど
きっとこれからもずっと2人仲良く学校生活を送れると私は信じてる。
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あの頃の辛い思いは…もう消すんだ。
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光里「さあさあさあ!、クラス替えの紙!見に行こう…?」
A「今年もクラス同じだといいねー…。」
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作成日時:2012年10月24日 18時