8 許嫁 ページ9
街のｶﾌｪでｺｰﾋｰを啜りながら思う｡今日はXANXUSに怒鳴られるのも苦じゃなかった｡
ｽｸ(いつもなら長く感じたけどAの事を想うと全然苦じゃなかった!!)
与えられた任務は昨夜の事件の犯人を殺す事｡
ｽｸ(犯人はAで間違いねえから俺は依頼人を探せばｳﾞｧﾘｱｰを裏切った事にはなんねえな)
それもAが怪しまれないようにだ｡もしばれたらXANXUSはきっと殺すだろう｡
任務は簡単だ｡けれどAから電話が来ない事がXANXUSに怒鳴られる次に大きなｽﾄﾚｽにになっている｡
ｽｸ｢…ﾊｧ……｣
自然にため息をついてしまう俺がいた｡
〜♪〜
ｽｸ｢!!｣
ｹｰﾀｲから着信音が流れた｡
ｽｸ(もしかしてA?)
急いで電話に出る｡さっきのｽﾄﾚｽは飛んでいった｡
ｽｸ｢も…もしもし!｣
?｢わぁｽｸｱｰﾛが電話一本目で出てくれた!嬉しい!｣
ｽｸ｢げｯ……ﾃｨﾅ｣
電話の相手はAではなく､幼なじみのﾃｨﾅだった｡ｽﾄﾚｽがとんぼ返りしてきた｡
ﾃｨﾅ｢いつもなら数十回かけないと出てくれないのに｡やっぱりｽｸｱｰﾛも私の事好きなんだね!!ねぇ何時にする?｣
ｽｸ｢ﾊｧ?何時にするって何を｣
ﾃｨﾅ｢決まってるじゃん!結婚式だよ!!｣
ｽｸ｢…｣
ﾃｨﾅ｢もうすぐｸﾘｽﾏｽだからさ､やっぱｸﾘｽﾏｽにしようよね!｣
ｽｸ｢俺女が出来た｡だから無理だ｣
ﾃｨﾅ｢え…私達許嫁同士じゃん!!｣
ｽｸ｢まだ言ってんのか?5歳児の遊びの約束を｣
ﾃｨﾅ｢遊びじゃないもん!!ｽｸｱｰﾛ真面目に言ってくれたもん!｣
ｽｸ｢俺には記憶が無いんだが…｡それに俺今の女の事が本気で好きなんだ｣
ﾃｨﾅ｢…今から会いに行く…｣
ｽｸ｢今…なにを?｣
ﾃｨﾅ｢嫌…ｽｸｱｰﾛが私以上に愛している人がいるなんて嫌!!直接会って話する!!｣
ｽｸ｢その前にお前の親父さんが許可しねえと思うぞぉ｣
ﾃｨﾅ｢残念でした｣
ｽｸ｢ﾊｧ?｣
ﾃｨﾅ｢ﾊﾟﾊﾟは今仕事で家を留守にしてるの!じゃあねｽｸｱｰﾛ｣
ｽｸ｢!?ｵｲ､まて…｣
電話は切られた｡最悪だ｡ﾃｨﾅが来るなんて｡しかもAに会う的な事を言ってたぞ｡
ｽｸ(あぁA…一刻も早く連絡してくれ!)
ｽﾄﾚｽと焦りが何倍にも成って帰ってきた｡
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X - つ…続きが読みたい…。作者さん更新頑張って！！！！！ (2014年12月24日 21時) (
レス) id: 1d3988de43 (このIDを非表示/違反報告)
REBORNふぁみりー(プロフ) - 始めまして!!スクのさりげない優しさに心がｗｗ (2012年2月22日 18時) (レス) id: 338bd5bb69 (このIDを非表示/違反報告)
水燐(プロフ) - 久しぶりです！この後の展開がとても気になります。更新ガンバです！ (2012年2月19日 19時) (レス) id: 219abe34a6 (このIDを非表示/違反報告)
水燐(プロフ) - みなみなの小説いつみても面白いね！ティナとスクが一緒にいる話とてもよかった！あ、みなみなもタメでいいよ！これからよろしくね (2011年12月23日 20時) (レス) id: 219abe34a6 (このIDを非表示/違反報告)
水燐(プロフ) - 友リスに載せてもいいですか？あと、タメでもいいですか？敬語とか苦手なんで・・・ダメなら大丈夫です！ (2011年12月6日 21時) (レス) id: 219abe34a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みなみな | 作成日時：2011年5月6日 0時
