6 番号 ページ7
ｽｸ｢!?｣
俺は驚いた｡まさか本当に散らかってるとは…｡いやｺﾞﾐが溢れてるわけではないが女にしては整頓されてない｡画材や本がﾃｰﾌﾞﾙの上にありｷｬﾝﾊﾞｽも大小幾つか立っている｡
ｽｸ｢…｣
貴｢あぁ…すみません｡散らかってて｡大きな絵描き終わったばっかりなんですよ｣
ｽｸ｢お前画家か?｣
貴｢えぇ｡表向きは｣
ｽｸ｢絵､見ていいか?｣
貴｢どうぞ｣
奥に入ると益々絵の具独特の匂いがしてくる｡
貴｢これがさっき言ったのです｣
ｽｸ｢へぇ…｣
確かにでかい｡横は俺の身長と同じぐらいだろうか｡
ｽｸ(…綺麗だ……)
色合いが美しくまるで絵が光を放っているようだ｡
貴｢こんな絵でも買ってくれる人が時々いるんですよ｣
ｽｸ｢そうなのか?｣
貴｢あ､でも変なんですよ｡毎回買ってくれた人から食事をさそわれるんです､何でだろう…?｣
ｽｸ｢え゛!?た､多分それは…そいつらがAの事が好きだたらなんじゃ…｣
貴｢!?そうだったんだ…｣
ｽｸ(天然なのか?可愛いな…)
暫くAの横顔に見とれていたら俺のｹｰﾀｲが鳴った｡
貴｢?!｣
ｽｸ｢ちょっと悪い!!｣
電話に出る｡相手は俺のﾎﾞｽ､XANXUSだ｡
ｻﾞﾝ｢ｶｽてめえ…今すぐ戻れ!!!分かったか!!!!｣
電話は切れた｡そして分かったのは超怒っていることだ｡
ｽｸ｢……｣
貴｢…大丈夫ですか?｣
ｽｸ｢あぁ｡でも今すぐ戻んねえと…｣
貴｢じゃあ送ります｡道が複雑ですから｣
ｽｸ｢いや…大丈夫だ｡行に覚えたし｣
貴(やはりｳﾞｧﾘｱｰ…凄い記憶力だ)
ｽｸ｢…これ俺の番号だ｣
小さなメモを渡した｡
貴｢あ､どうも｣
ｽｸ｢ん､じゃあな!｣
貴｢あ､送ってくれて有難う御座いました!｣
ｽｸ｢おう!｣
外へ出て歩き始めた｡
ｽｸ(やっぱバレてたか｡右腕のが心配で送ってたこと)
電話番号を貰ったがどうしよう｡私はｹｰﾀｲ持ってない｡
貴｢…買いに行くしかないか｣
なら電気も必要だ｡だがここにはない｡水は近くを流れている川から汲み､購入したろ過装置で使ってるし｡夜は殺しの仕事がありから電気の必要性を感じたことが無かった｡
貴｢ｹｰﾀｲ1台で数百万の発電機を買わないといけないのか…｣
なんだか可笑しくて笑った｡
貴(買い物は明日にしよう｡腕がﾋﾟｰｸに痛いし)
ﾍﾞｯﾄﾞで横になる｡
貴(交際なんて彼以来だ…)
彼を思い出すと急に胸が苦しくなった｡
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X - つ…続きが読みたい…。作者さん更新頑張って！！！！！ (2014年12月24日 21時) (
レス) id: 1d3988de43 (このIDを非表示/違反報告)
REBORNふぁみりー(プロフ) - 始めまして!!スクのさりげない優しさに心がｗｗ (2012年2月22日 18時) (レス) id: 338bd5bb69 (このIDを非表示/違反報告)
水燐(プロフ) - 久しぶりです！この後の展開がとても気になります。更新ガンバです！ (2012年2月19日 19時) (レス) id: 219abe34a6 (このIDを非表示/違反報告)
水燐(プロフ) - みなみなの小説いつみても面白いね！ティナとスクが一緒にいる話とてもよかった！あ、みなみなもタメでいいよ！これからよろしくね (2011年12月23日 20時) (レス) id: 219abe34a6 (このIDを非表示/違反報告)
水燐(プロフ) - 友リスに載せてもいいですか？あと、タメでもいいですか？敬語とか苦手なんで・・・ダメなら大丈夫です！ (2011年12月6日 21時) (レス) id: 219abe34a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みなみな | 作成日時：2011年5月6日 0時
