13 宝石 ページ14
今日は久々に大きな仕事の依頼があった｡
貴(この辺なんだけど…あ､あった)
目印の看板を見つけ店の中へ入った｡
貴｢Aという者です｣
店はｶﾌｪで私はﾏｽﾀｰに囁いた｡すると彼は奥のﾄﾞｱを指差した｡
男｢いやあ白雪ちゃん待ってたよ｣
貴｢……どうも｣
男｢ﾏﾙｺがつけた通り本当に白雪だねえ｡美しい!英語で言うとﾋﾞｭｰﾃｨﾌﾙ!｣
五月蝿い人だ｡
貴｢…今回はどういった依頼で?｣
男｢ああ､護衛だよ｡けど人間の護衛じゃない｣
貴｢?｣
男｢これさ｣
依頼人はｱﾀｯｼｭｹｰｽを部下に出させ蓋を開けた｡中には小さく輝くﾈｯｸﾚｽが1つ入っていた｡
貴｢これを護れと?｣
男｢そう!実は俺らちょっと有名な美術館から､これ持ってきちゃって｡そしたら美術館側もいい殺し屋を付けて奪いかいそうっていう動きがあってさ…ﾊｧ大変だよ｣
そういえば数日前宝石が盗まれたと新聞が騒いでいた｡
男｢で近々揉めそうだから白雪ちゃんに依頼したって事!｣
貴｢分かりました｡…で作戦は?｣
男｢俺らは少々戦い敗けた振りをする｡そして宝石のﾚﾌﾟﾘｶを相手に奪って貰う｡で本物は君に預かってて貰う｣
貴｢!?｣
男｢ﾏﾙｺとは古いんだ｡だから白雪ちゃんの事も信頼してる｣
貴｢ﾊｧ…どうも｣
男｢出来ればさ今夜からでもいいかな?｣
貴｢分かりました｡今日は少し遅めでいいですか?｣
男｢もちろん!でも0時までにここに来てくれ｣
貴｢はい｣
私は足早に街を後にした｡夜に仕事が入ったので血を貯めておかないとならない｡
貴(注射器はあったけ?)
もしもの場合の注射器がようやく役に立つ時が来た｡
ﾊﾞﾀﾘ!
さっきまで笑顔の男が倒れ私は短剣についた血を舐める｡
貴(次は採血だ)
日を置いた血は鮮度が落ち不味いが無いよりかましだろう｡
ｽｸ｢う゛おおおい!!分かったかﾍﾞﾙ!!!｣
ﾍﾞﾙ｢あーあ面倒くさ｡宝石奪還なんて王子がする仕事じゃねえし｣
ｽｸ｢つべこべ言わず働け!!敵のｱｼﾞﾄが近かっただけマシだろ｣
ﾍﾞﾙ｢ﾊｲﾊｲ､ﾌﾟﾗｽ思考お疲れ様ｽｸｱｰﾛ｣
ｽｸ｢てめえ!!からかってんのかあ゛?……!｣
Aがいる街という事に気づき少しだけ笑顔になった｡
ﾍﾞﾙ｢何にやけてんの｣
ｽｸ｢…うるせえ゛｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 6人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
X - つ…続きが読みたい…。作者さん更新頑張って！！！！！ (2014年12月24日 21時) (
レス) id: 1d3988de43 (このIDを非表示/違反報告)
REBORNふぁみりー(プロフ) - 始めまして!!スクのさりげない優しさに心がｗｗ (2012年2月22日 18時) (レス) id: 338bd5bb69 (このIDを非表示/違反報告)
水燐(プロフ) - 久しぶりです！この後の展開がとても気になります。更新ガンバです！ (2012年2月19日 19時) (レス) id: 219abe34a6 (このIDを非表示/違反報告)
水燐(プロフ) - みなみなの小説いつみても面白いね！ティナとスクが一緒にいる話とてもよかった！あ、みなみなもタメでいいよ！これからよろしくね (2011年12月23日 20時) (レス) id: 219abe34a6 (このIDを非表示/違反報告)
水燐(プロフ) - 友リスに載せてもいいですか？あと、タメでもいいですか？敬語とか苦手なんで・・・ダメなら大丈夫です！ (2011年12月6日 21時) (レス) id: 219abe34a6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みなみな | 作成日時：2011年5月6日 0時
