【短編集】おもいとは。【prsk】

ビビバスバチャシン ページ26

カランコロン、とチャイムの音が鳴った。

その拍子に12個の眼がAを射抜く。


「A、いらっしゃい」


コーヒーを飲みながら電子の歌姫 ー 初音ミクが言う。


「ここ最近全く来なかったじゃん！心配してたんだよ？」

「私も寂しかったよぉ〜！」

「ふふ、レン、リン、Aちゃんにも事情があったんでしょう？」


ブロンドヘアを揺らしながら鏡音レンと鏡音リンが告げる。

それをMEIKOが諭す。


そんな様子を笑いながら見るKAITOと巡音ルカ。


ー なんとも異常な光景だ。



当の名前を呼ばれた本人、Aはあっけらかんとした声で答えた。


『やほやほー、みんなおひさ。実はさ、とーやに求婚されるわこはねと事故チューして杏にぶん殴られそうになったりで大変だったんだよあたしも』

「「どういうこと！？」」

「A…相変わらずだね」


ミクがそういうとAは不機嫌そうに目を細めた。


『なにそれ？disられたいまあたし？』

「被害妄想すんな」


バキっ、と東雲彰人がAの頭をはたく。

パシっ、なんて優しいものでは無い。バキって鳴ったバキって。


「彰人やめろ。Aが更に馬鹿になるだろう」

『お前マジビンタの刑』

「大丈夫だ。馬鹿なお前も可愛い」

『聞けよ』



そんな光景をミクたちは微笑みながら見つめた。


これがいつか醒める夢だとしても、今が確かで大切になるから。

















いやあお久しぶりです！！覚えてますか皆さん！！！！くるみです！！！！！！

最近忙しくて全然更新できなかった…申し訳ない！！


今日からまたのんびり再開します！！！

コメント読みました！励みになりますありがとう！！！！


今後ともよろしくお願いします！！！



どうでもいいですがこの前のみのりんイベ走って420位でした

宮女1年・日愛→←モモジャン

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