治くんは、おさまらん。 (ページ7)

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治くんは、知的好奇心がおさまらん。ページ7

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治くんの衝撃の自己紹介から数日後＿＿＿

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「なぁなぁ、仁科さん.......

自己紹介してや。」

『は？』

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なんでこいつはいつもこんな唐突なんや？

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「いや、俺この前、自己紹介したやん？

やったらお互いのことを知る為には、

次は仁科さんの番かなぁって思うて。」

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.......なんでいつもの社会のテストイマイチやのに、

こんなことは鮮明に覚えとるん？

まじで無駄な所に、脳の容量使いすぎや。

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『.......ええよ、

でも何話したらええかわからんから、

そっちが質問５個に絞って私に聞いてや。』

「.......５個！？だいぶ少なない.......！？

これは慎重に考えなな.......」

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The・人任せや。

やってわざわざ考えんの面倒やもん()

治くんは、５個は少ないとブーイングはあげたものの、

その後うーんと唸りながら真剣な顔で考え出した。

その様子が何だか可愛らしくて、少し頬が綻んだ。

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「あ、笑った、、、！！

あーもうなんでそんな可愛ええん？」

『可愛ええのかは分からんけど、遺伝とちゃう？

はい、今ので質問一個目な。』

「えっ、、！今のカウントに入るん？」

『当たり前』

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そう言うと分かりやすくしゅんとする治くんは、

十分後.......

やっとの事で質問を考え終え、意を決して口を開いた。

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「ほないくで、？

一つ目.......やなくて二つ目の質問！

好きな食べ物は？」

『クリームパン。』

「はぁ、好きな食べ物まで可愛ええとか反則すぎて好きや←

では気ぃ取り直して三つ目の質問！

俺の事、今現在どう思っとる？」

『んー、変な人()』

「ド辛辣っ、！でもそんなとこも好きや←

では４つ目。

俺に直して欲しいところはなんですか？」

『えっと、顔、かな。』

「か、顔！？

こ、この近くの整形外科は.......」

『あー待ってそういうことやなくて、

侑くんと双子でややこしいから、

どっちか顔変わって欲しいなって。

いやでも、治くんの顔普通に好きやし、

やっぱりそのままでええわ。』

「急にデレんのは反則や.......ああもう好きや←

んじゃ最後の質問な。

趣味、好きなタイプ、好きな色.......(ry、教えて！」

『いや、纏めて言ったらOKとかないから。』

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ええ.......と不貞腐れた、治くん。

治くんは知的好奇心がおさまらん＿＿＿

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