溢れるもの(ym×hk) ページ32
hk視点
圭人が産まれて半年。
誰に似たのかおっとりした子で、夜泣きなんてものはほとんどない。
そりゃ最初の何ヶ月かは三時間ごとに起こされて、昼も夜もわからない感じだったけど。
｢ん…あれ、圭人泣いてる…｣
｢いいよ涼介。俺行くから寝てて？
どしたー圭人、お腹減っちゃった？｣
人間ってのは不思議なもんで、我が子の泣き声を聞くとそれだけで胸が張る。
そりゃ女の人みたいにおっきいわけじゃないんだけど、AAカップくらいはあるかな？
抱き上げて、服をめくって咥えさせた。
｢…おーい、圭人ー？っおいマジか…｣
怖い夢を見たのか、ただ暑かったのか、なんなのかわからないけど、咥えるや否やすやすやと再び寝てしまった息子。
もう俺の胸からは勝手に母乳が溢れてるし、服が濡れるのは構わずにとりあえず圭人を急いでベッドに寝かせる。
｢あれ？ひか早いね…圭人寝たの？｣
｢寝た…あー、胸いて…｣
吸ってもらえなかったことにより張ってしまった胸がずきずきと痛む。
んなこと言ってる間にも母乳が止まんないから、とりあえず脱いだ服で押さえて…
｢喉乾いた…水飲んでくる｣
そう言ってもぞもぞと起き上がった涼介と、タンスからタオルを取ろうとしていた俺がタイミング悪くぶつかって、服を落としてしまった。
｢っわ、びっくりした！｣
｢ごめ、涼介！｣
これまたタイミング悪く、噴き出した母乳が涼介にかかった。
なにこの羞恥ぷれい…意味わかんね…
｢いや、大丈夫。それよりひか、痛いの？｣
｢ん、いたい…ちょっと絞ってくる｣
｢かして｣
｢っあ、え！ちょっやめ、｣
ぱく、片方に吸い付いて、もう片方はタオルで包んで優しく揉まれる。
｢っ変態かよぉ｣
情けない声を出してみても、少しずつ楽になる張りの心地良さと、それだけじゃない感覚で恥ずかしいやらなんやら…
この角度で見ると圭人に似てんな、なんて愛しい息子のことを考えないとおかしな気持ちになりそう。
どれくらいそうしていたか、頭がぼーっとして来た頃。
｢…ん、そろそろ大丈夫？｣
｢え、あ…うん、痛くない…｣
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Shee.(プロフ) - とまとさん» ありがとう！上手いこと行けばあります！← (2018年11月1日 17時) (
レス) id: 8e67ef454c (このIDを非表示/違反報告)
とまと(プロフ) - 完結おめでとー☆彡スピンオフあるの？！って喜んでます！☆連打できないのが悲しい(´；ω；`)楽しみにしてます♪ (2018年11月1日 16時) (レス) id: 561587332a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Shee.
| 作成日時：2018年10月24日 23時
