First Kiss 3 (ページ20)

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No.118 ページ20

稜雅side

ダンスが終わり、最後の挨拶をしてお辞儀をするとたくさんの拍手が送られてきた

祐『お疲れー！！稜雅練習の時より良かったよ！表情もかっこよかったし！』

稜『ほんと…？！緊張しすぎて意識してらんなかったんだけど(笑)』

1番前に座っていたAちゃんを見つけるとカッコよく見せたい！って思ったのが良かったのかも？

祐『僕この後片付けとかするし…稜雅Aちゃんのところ行ってきなよ』

終わったら話そうねって言ってたもんな

稜『祐基も行かなくていいの？』

すると肩を軽く叩かれた

祐『今、気持ち伝えるのがチャンスだよ！だから…ほら頑張って！』

いつからこんなに気の利くやつになったんだか

って…え？！今から告白してこいと…？

稜『え、ちょ…祐基！』

無理やり出口に押され

祐『もたもたしてないで早く！』

少し先にはAちゃんの姿が見えた

こうなったら伝えてこよう

せっかくこういう機会ができたし…今日こそ積極的にならなきゃ