手に入れたい＿【おそ松さん】 (ページ11)

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１１話ページ11

トド松と二人で廊下をダッシュ。

教室の前まで来て、勢いよくドアを開けて教室に入室。

「『おっ、遅れましたぁ！』」

たまたまトド松とセリフが被り、クラスメートに笑われた。
…恥をかいたではないか。

すると担任は、ぷっと控えめに笑い、「事情は聞いてる。はやく席に着きなさい」と言った。

事情…とは…？

不思議に思いながらも席についた。

「…A」

後ろの席に座っているチョロ松に話しかけられる。

「僕が言い訳してなかったら、Aめちゃくちゃ怒られてたよ。

ほら、僕に感謝は？」

にぃっと、憎たらしい顔で笑い、「崇め称えろ」といっているチョロ松。

今すぐにでも顔面を殴りたい衝動にかられぬよう、ぎこちなく片言で「ありがとう」といった。

「…どーいたしまして」

さっきの笑みとは打って変わって、爽やかな顔をする。
不覚にもドキッとしてしまったのはきっと気のせいだ。うん。

気を取り直して、教科書を取ろうと、机の中に手を突っ込む。

指先に、「カサッ」という紙の感触が伝わった。

気になり、取り出してみる。

『…うわ』

思わず、声が漏れてしまう。

〈キミは僕のモノなのに。

　みんな分かってないなぁ。ねぇ、僕以外の告白

　を、受け入れるのは許さないから。

　取り敢えず、放っておこう。なんて考えないで。

　自分の都合だけを考えないで。

　コエが…、君の声が他の男もきいているとなると

　めっちゃ腹立つ。君の心に入ろうとす

　る男は排除してあげる。閉

　じ込めて、拷問するんだ。

　んー…、醜いだけだけどね。

　ぶったらすぐに気絶する。

　つねったらすぐに泣く。

　はらを殴れば嘔吐する。

　ちを見せるだけでも拒絶反応。

　かちこちに固まって、最終的には逝

　くんだ。

　にひっと笑いながら死んでいくバカもいたよ。

　いやぁ、君はどんな反応するのかな？楽しみにして

　るよ。君が僕に気付く日まで。)

長ったらしい文章。

でも、何かがおかしい。無駄に漢字を使っていないところや、カタカナを使っているところ…。

［＿＿あなたなら解読できますよね？］

【ＭＩＳＳＩＯＮ.１】

上の手紙を解読せよ。

※頭の中で解いてね。
※コメ欄には回答を書かないでね。

※このような「ＭＩＳＳＩＯＮ」は、これから出していきたいな、と思います。
読者様参加型の小説作りたい…(*'▽')