最強のライバル

ライバル26 ページ31

蓮視線




そして放課後。

今日は文芸部による

野球部は前に試合やったし、別にいっかなって

俺、やっぱりスポーツも好きだけど国語の方が好きだから

文芸部と重なったときはたいてい文芸部にいってる

ガラッ

蓮「佐野蓮！入りまー彩「立花彩入りまーす！」おい！」

彩がなぜか俺の言葉に被せてきた

彩「さてと！書かなくちゃ！」

蓮「無視にしても、ひどすぎるぞ...。」

部「相変わらず仲いいねw片山が拗ねてたよw」

悠「だぁれが拗ねてたって？部長！」

タイミングすげーw

部「だれかなー？」

悠「少しは部長っぽくなれよ..」

部「ならお知らせがあるから部長らしく教えるね。立花彩、佐野蓮、片山悠飛、ちゃぁんとあそこのきったないところ今日中になんとかしてね(*^^*)」

部長のこの笑顔が一番怖い..

悠「今日中って、マジかよ」

部「あんたらが３人でストーリー作ってくれてるのはありがたいけど、あそこのスペースをもう大幅にはみだしてるよね？部室が汚いと皆不愉快です！ほら！言い訳無用！さっさとやる！」

蓮「はーい..」
彩「スミマセン」
悠「頑張るかぁ」

俺らが今３人でチームを組んででるって言うのは

グランプリに文芸部代表で俺らが出ることになったんだ

で、話書いてるときに
登場人物のイラストが欲しいだの、おとぎ話を少し参考にしたいだのあって最初は少し散らかってただけの資料などが

どんどん増えていって

ヤバいことになってしまったって訳だ

悠「うわっ！これ駆り出し期間すぎてる！」
蓮「え、それやばくね？」
彩「あ！これもだよ!!」

これもこれもと20冊位出てくる

彩「だ、誰が返しに行く？」

悠「皆で行くのが、」

たしかに

部「お前ら!!本以外にもあんだから１人にしろよ!!」

マジかー

悠「なら佐野か俺のどっちかだな」

すると、えっ？と言う彩

彩「わ、私は?!」
悠「お前、力無いだろ。」
彩「あ、あるもん！」
蓮「彩、やめといた方が...」

すると、スッと彩がたつと

彩「行ってきます！」

強制的に自分で本を持った

分厚い本を一気に十冊もつ彩

危なっかしーなぁ...

フラフラしながら歩いてく彩

悠「おい、あれほんとに大丈夫なのか？」

蓮「絶対ダメだな。片山、残り十冊もって行ってやって」

すると、片山が驚いた顔をする

悠「そー言うのって佐野が自分でやりたいのかと思ってた」

蓮「は？なんでだよ」

悠「.......まぁ、行ってくるわ」

変なの。

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