鈍感姫44 ページ45
上杉視線
若「諸君っ!!全国テストご苦労だったな!!」
全国テスト終了後、ほとんどの生徒が帰っていく中俺達はカフェテリアに集まっていた
そして、目の前では超絶ご機嫌の若武が俺達にそう言った
多分、テストの出来が良かったのだろう
俺はのほほんとする若武を睨み付けた
上「んな事言うために集まった訳じゃねーだろ。さっさと本題入れよ」
すると、この場にいる全員が俺を見てｷﾞｮｯとした
俺はそれを無視して若武を見る
だが、
若「よしっ!!今日諸君を集めたのは他の何でもない!!アーヤについてだっ!!」
想像以上にこいつの機嫌が良かった為、また他の奴らは驚く
そして、しばらくしてから口を開いた
黒「俺は結構良かったよ」
黒木が余裕そうに言うと隣の美門も言った
翼「俺も♪」
それで全員が良かったと言う
そして、残ったのは俺と若武
俺はどうせこいつは最後に言いたいのだろうと思い、口を開いた
しかし
ﾀﾞﾝｯ!!
若武が凄い勢いで机に手をついた
若「もう我慢出来んっ!!」
そう言って親指で自分を指し、ﾆﾏｯと笑った
若「悪いが、アーヤがおちたのはこの俺だ!!絶対な!!」
それいつも言うだろ...
そう思って見ているとこいつは自慢気に言った
若「俺、アーヤにカッコいいって言われたしっ!!」
俺達は驚く
いや、立花に限って、んな事言うか？
少なからず七鬼を覗いたここにいる全員がこいつを誉めれば調子に乗る事を分かってる
立花だってそんなの承知の上だろう
じゃあ、マジでおちたのか...？
忍「すげー!!」
七鬼がキラキラと若武を見た
バカ野郎...
やはり、それを見て調子に乗る若武
若「よし!!お前には結婚式で友人代表として付き人をやらせてやる!!」
付き人ってなんだよ...
若「ってか、俺達が付き合ったらＫＺ7は活動休止な」
は？
俺が驚いていると、黒木が呆れたように言った
黒「ま、若武先生以外が付き合ったとしてもそうなるだろうね」
すると、心配そうに小塚が口を開いた
小「でも、それアーヤにどう言うの？」
若「言わなくていいだろ。アーヤは絶対反対するだろうし」
実際事件がある訳でもないしな
翼「アーヤには可哀想だけど、こうなったら幸せになってほしいし」
俺は頷いた
上「じゃあそう言う方針にするか」
それで全員が頷き、若武が俺の方を見たその時だった
ﾊﾞｻﾊﾞｻﾊﾞｻｯ
えっ、
目を疑った
なんで、ここに...
彩「なに、それ...」
そこには真っ青になった立花がいた
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なし - キュンキュンした！次作楽しみにしています。 (3月29日 10時) (
レス) @page50 id: 792070fc33 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 最後まですごく楽しく読めました！！文章も読みやすかったです(*^^*) (2022年11月14日 17時) (レス) @page50 id: 274a64e1a4 (このIDを非表示/違反報告)
H,Cチ(プロフ) - ちょっとアーヤが羨ましいかも... (2022年3月17日 16時) (レス) @page50 id: 6d314ccbf9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - 相変わらず鈍感なアーヤが可愛いかった！ (2021年1月13日 15時) (レス) id: acb042024b (このIDを非表示/違反報告)
ごましお(プロフ) - いや好きすぎるっ！全員の恋が叶って欲しい (2021年1月11日 22時) (レス) id: 8a70c2ec5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽわぽわ? | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/minami08221/
作成日時：2020年5月7日 16時
