鈍感姫37 ページ38
アーヤ視線
小「...でも、僕は正義感が強い所とかはアーヤらしいなって思うよ」
へ？
私はキョトンとする
小「アーヤのそう言う所に救われた人はたくさんいるからさ」
そう言って小塚君は照れ臭そうにニコリと笑った
小「ぼ、僕はそう言うアーヤの事、凄く好きだよ」
？！
私は目を見開いた
じわじわと顔が熱くなるのを感じる
小塚君も顔を赤らめていて私は余計に恥ずかしくなる
その時だった
上「おい、遅.......」
丁度そこに上杉君がやってきてｷﾞｮｯとする
『和彦ちゃーん!!飲み物持ってきて.......まぁ!!』
それにプラスして小塚君のお母さんらしき人が来てﾆﾔﾆﾔと私達を見ていた
上「なんか、わりぃ」
そう言ってｸﾙｯと回れ右をする上杉君を私達は慌てて止める
小「そ、そう言うのじゃないからっ!!ね?!アーヤ!!」
彩「そ、そうそう!!」
すると、上杉君はじっと私を見た
その目は凄く不満そうで私は何を言われるかとヒヤヒヤしていた
けれど、上杉君は"あっそ"とだけ言い捨てて歩いていってしまった
あ、れ...？
私がポカーンと立ち尽くしていると、そこで小塚君のお母さんらしき人が私の手をとった
『あらっ!!可愛いじゃない!!和彦ちゃんの相手にピッタリ!!』
え、え?!
小「ちょっと、やめてってば!!」
すると、小塚君が私達を引き離して、私の手をひいて歩き出した
小「その、ごめんね。騒がしくて」
私はその言葉に首をふる
どっちかって言うと、羨ましいきがするし...
小「.......でも、さっきのは、ほんとだよ」
へっ?
そう言って小塚君は前を向いてしまった
その背中が凄くカッコいいと思ってしまった
私はいつも穏やかな小塚君とのギャップに戸惑う
あぁ、もう!!なんで!!
私は頬をﾊﾟﾝﾊﾟﾝと叩いた
しっかりしなきゃ!!テスト前に頭の良い二人と勉強の出来るチャンスなんて中々ないんだから!!
私はドキドキする心臓の音をそう思って誤魔化した
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なし - キュンキュンした！次作楽しみにしています。 (3月29日 10時) (
レス) @page50 id: 792070fc33 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 最後まですごく楽しく読めました！！文章も読みやすかったです(*^^*) (2022年11月14日 17時) (レス) @page50 id: 274a64e1a4 (このIDを非表示/違反報告)
H,Cチ(プロフ) - ちょっとアーヤが羨ましいかも... (2022年3月17日 16時) (レス) @page50 id: 6d314ccbf9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - 相変わらず鈍感なアーヤが可愛いかった！ (2021年1月13日 15時) (レス) id: acb042024b (このIDを非表示/違反報告)
ごましお(プロフ) - いや好きすぎるっ！全員の恋が叶って欲しい (2021年1月11日 22時) (レス) id: 8a70c2ec5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽわぽわ? | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/minami08221/
作成日時：2020年5月7日 16時
