鈍感姫29 ページ30
アーヤ視線
彩「ん、あれ、忍？」
気づけば目の前に忍がいた
すると、忍はﾋﾞｸｯと反応して"おはよ"と言った
ってか
彩「わ、私寝てた?!」
忍「ん、寝てた」
嘘!!この書類終わらせなくちゃいけなかったのに!!
そう思って書類の方を見ると...
彩「終わっ、てる？」
忍「あー、それ俺やっといた。そのプリント挟んで折るだけで良かったんだよな？」
やってくれたの?!
私は忍の優しさに嬉しくなると同時に
寝顔、見られたよね...。
そう思って恥ずかしくなった
彩「あ、ありがとう...。」
忍「ん、じゃあ、帰ろうぜ!!送ってく」
私はビックリする
彩「い、いいよ!!忍が帰るの遅くなっちゃうでしょ？」
すると、忍がキョトンとする
忍「だってお前電柱とかにぶつかってそうで怖い」
ムッ！私はそんなトロくないから!!
忍「それに、任されてるし」
一体誰に何を任されたのよ...。
忍「まぁ、行こ」
それで結局私は忍に送って貰う事になった
彩「送ってくれてありがとう!!」
忍「ん、あとさ、俺はずっと一緒だから」
へ？
忍「じゃ、また明日な」
そう言って行ってしまった
どーいう意味だったんだろ？
私は疑問に思いながら部屋に戻る
そして、今日つい事件ノートに自分の気持ちを書いてしまった事を思い出す
あれ、消さなきゃっ!!
そう思って開くと私は目を見開いた
そこには
"俺はお前のちょっと強がりな所とか、表情コロコロ変わる所とか、正義感がすっげぇ強い所とか色々あるけど全部大好きだぜ!!だから、俺はずっと一緒だ"
忍の字でそう書いてあった
私はそれを見て真っ赤になる
忍なのに忍じゃないみたいで、けれど凄く嬉しくて...
凄く胸がドキドキしていた
、
、
、
、
、
１日前__
翼「ルール変更？」
若「あぁ!!そうだ!!」
自信満々に言う若武
上「でも、今更立花に俺達からコクるのか？」
若「いいや、俺達からはコクらない」
は？
若「アーヤは鈍感だ。すっげぇ鈍感だ」
んなこと、分かってる
若「だから告白にならないギリギリのラインを狙うんだ」
は？
若「アーヤはすっげぇ鈍感だからちょっといきすぎたアピールをしても告白にはならねぇと思うんだよ」
まぁ、確かに
若「だからあえてそこを上手く使うんだ!!そこで」
.
.
.
"好き等の言葉はNGワードから外す"
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 80人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なし - キュンキュンした！次作楽しみにしています。 (3月29日 10時) (
レス) @page50 id: 792070fc33 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 最後まですごく楽しく読めました！！文章も読みやすかったです(*^^*) (2022年11月14日 17時) (レス) @page50 id: 274a64e1a4 (このIDを非表示/違反報告)
H,Cチ(プロフ) - ちょっとアーヤが羨ましいかも... (2022年3月17日 16時) (レス) @page50 id: 6d314ccbf9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - 相変わらず鈍感なアーヤが可愛いかった！ (2021年1月13日 15時) (レス) id: acb042024b (このIDを非表示/違反報告)
ごましお(プロフ) - いや好きすぎるっ！全員の恋が叶って欲しい (2021年1月11日 22時) (レス) id: 8a70c2ec5b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぽわぽわ? | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/minami08221/
作成日時：2020年5月7日 16時
