悪魔の契約2 ページ3
芽衣視線
沈黙が続く
え？なに？つまりこの人は悪魔だったってこと...？
すると、早川颯真こと悪魔が私を指座した
楓「お前確かズルしてた完璧」
その言葉で一瞬なくなった私のあいつへの怒りに火がつく
芽「違うっ！私は完璧なの!!あいつが私をズルしたって噂流してるだけ!!ほんとなんなの?!私の今まで頑張って作り上げてきた完璧を!!あんな奴のせいで崩されるなんて!!!」
そこまで喋ってからﾊｯとする
完璧な金沢芽衣はこんな声を荒げたりしないのに!!
それで早川颯真こと悪魔を見る
すると、口を開いた
楓「まぁ、ドンマイ？それよりさ！」
カッチーン！
今この人ドンマイで済ませた?!
それよりってこの私の話より大事なことってなによ!!!
そこでまたﾊｯとする
危ない危ない、また声を荒げる所だったわ。
私は早川颯真こと悪魔の方を見る
芽「なに？」
すると、口を開いた
楓「俺さ、人間にバレると不味いんだよね。だから契約してくんない？」
え？
契約って悪魔の契約って奴よね？
悪魔の契約ってこんな軽く言うもの、なの...？
私はひたすら呆れて早川颯真こと悪魔を見た
当本人はそれに気付く感じもなくて、眠そうにあくびをしていた
私はイラつきながらを聞いてみた
芽「悪魔の契約ってなにするの？それに悪魔と契約するのって違法なんじゃないの？」
そう、悪魔と契約するのはいけないこととなっていたはずだ。
それをこの人はこのあと遊ぼうくらいのノリで言ってくるのだ
すると、早川颯真こと悪魔はｹﾛｯとしながら言った
楓「ただ俺のパートナー？になるってだけ。俺と一緒に人間を不幸にすんの。確かに違法かも知れないけどこの際仕方ないしいいじゃん！」
私はその適当さに苛立ちを通り越して呆れる
なに？この漂うクズ感は...
けれど"人間を不幸にする"と言う事に私は反応した
芽「ねぇ!!復讐も人間を不幸にするうちに入る?!」
楓「まぁ、そいつが絶望して不幸に浸ればなんだって平気」
それで私は身を乗り出した
芽「じゃあ私の復讐、手伝ってくれない?!」
すると、ﾆﾔﾘと笑う早川颯真こと悪魔
楓「じゃあ契約するって事でOK？」
私はその言葉の返答につまる
金沢家の１人娘として違法行為を行っていいの?!
でも、この悪魔を味方につければあいつに最高の復讐が出来るかもしれない
それにこのままだと完璧を失ったままになってしまう
それは私のプライドが許さない
それで私は言った
芽「契約する」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 14人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「オリジナル」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆい - 頑張ってください！鈍感姫も見ました！ (2021年1月13日 15時) (
レス) id: acb042024b (このIDを非表示/違反報告)
ぽわぽわ?(プロフ) - ちよな♪さん» ありがとう！ちよちゃん!!これから結構皆の過去とか思いとか一気に分かってくるから楽しみにしてて!!律はねぇ、ずっと芽衣が好きだったんだけど、気付いたときには悪魔側の人間に芽衣がなっちゃってたから、天使失格になっちゃったんだよぉ(*T^T)更新がんばるね！ (2020年7月28日 20時) (レス) id: 13ca5979d4 (このIDを非表示/違反報告)
ちよな♪ - 律くんは堕天使、律くんは堕天使…颯真くんの目的？気になるから、更新頑張って！ (2020年7月28日 20時) (レス) id: 2a746991a3 (このIDを非表示/違反報告)
ぽわぽわ?(プロフ) - 華菜原 舞衣さん» 最近よく返信してます!!ぽわぽわです（笑）親の目盗んでまでコメントありがとうございます!!更新頑張ります!! (2020年5月15日 16時) (レス) id: 13ca5979d4 (このIDを非表示/違反報告)
華菜原 舞衣 - あ、さっきの「ね」は、カタカナです。PSです。 (2020年5月15日 15時) (レス) id: 7aa09cf11b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぽわぽわ? | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/minami08221/
作成日時：2020年4月23日 2時
