最強のコンビ

コンビ49 ページ10

蓮視線




俺にはなにもないのかよ。

まぁ、いいや。あいつらだって彩が心配で来てくれたんだしな

悠「あー、そうだった。佐野、立花お前らの作品が入賞したらしいぞ。部長が部室来いって｣

よっしゃ！

彩も嬉しそうにしてた

ってか

蓮「お前は？｣

すると、片山はニヤッと笑った

悠「お前らがとってて俺がとらないと思うか？｣
蓮「だよな、｣

こいつは中学では彩と俺の顧問してくれてたが今となってはもう部員だ

彩は片山にぺらいって言われてたが、俺はもったいなさすぎる書き方って言われた。

片山は高校になってから入賞しまくってて連勝記録更新中だ。

ほんとにすごいと思う

悠「俺はもう済んでるから行ってきな｣
蓮「わかった｣
彩「ありがとう！悠飛！」

そして、俺らが部室に向かっていると

『え?!マジでケンカしてない、』
『やっとくっついたの?!やった！』
『なんでよろこんでんの！佐野君フリーじゃなくなるんだよ?!』
『でもっ、親の感覚って言うか！』
『わかる！』

俺らってそんなにケンカしてたっけ。いつも

彩を見れば聞こえてない模様

るんるんだった

こいつ、ほんと呑気な奴...

俺はいたずら精神が芽生えてきて、

そーっと彩の顔のある位置に腰をかがめて彩の耳をフッと吹いた

彩「ひゃっ!!///」

俺はゲラゲラ笑う

蓮「お前wほんと変わんねぇなw」
彩「なっ！//もう最低！知っててやるなんてっ！蓮だって昔と変わらずガキなんだから！」

『え?!今の見た?!』
『ヤバイって！あれは！』
『立花さんの声録音しときたかった』

あ、周りに人いたんだった

彩が周りに人がいるのに気づくと、さっき耳を吹いたせいでほんのりピンク色だった頬が真っ赤に染まる

あーあw

すると、いきなり手が握られた

彩の手だった

蓮「えっ//」
彩「い、いこっ！」

恥ずかしさに耐えられなくなったのか俺の手を握って走り出す彩

まてまてまて！

それはずるいって！

俺は顔がめちゃくちゃ赤くなっているのがわかった

ヤバイ、彩が振り向いたら俺終わる

ってか俺、小学生かよ...//

手繋いでるだけだっつのに！

その時

忍「あっ！いたいた！」

ゲッ、一番嫌な奴がきた。

彩「忍？」

忍「立花か佐野に質問あってさ、これなに？ってか佐野お前、どーしたの？顔ﾑｸﾞｯ!!」

俺は瞬時に七鬼の口をふさいで上を向いた

彩の背だったら上を向けばバレないからだ

そして、なんとか七鬼を追い払って部室に行く俺と彩だった

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