最強のコンビ

コンビ44 ページ5

アーヤ視線



そして、昼休み

重原さんが蓮に告白する時間

なのに、

彩「蓮！なんで寝てるの?!」
蓮「食い過ぎた...」
彩「重原さんは?!」
蓮「あ、そっか。忘れてた」

蓮ったら、いつもはあんななのに肝心な時に抜けてるんだから！

忍「お前らどこ行くの？」

忍！

蓮「体育館裏」

忍「あ、今なんかすごい人だったぜ」

え？

忍は窓を指す

私達が窓の外を見てみると、すごい人だかりが出来ていた

蓮「なんかイベントやってんの？」
彩「さぁ？」
悠「ちげーよ。」

悠飛?!

翼「みんな重原亜美の取り巻きとそのファンと佐野のファンと興味を持った奴ら」

えぇ?!多すぎない?!

翼「うちのクラスの奴らもほとんど行っちゃったよ。」

だからこんなにガランとしてるのか。

悠「佐野、行かないと不味くね？」
翼「あいつら全員佐野待ちだし」

翼と悠飛がそう言ってるのに

蓮「えー、めんどくね？」

ちょっとぉ、もう！ここは！

彩「蓮！行くよ！私達も着いてくから!!」

蓮「えっ、彩来てくれるの?!」

キラッと目を輝かせる蓮

彩「だってあんなに人いたら全く目立たないしね！悠飛も翼も忍も行こ！」

悠「え、俺らも？」
翼「まっ、楽しそうだからいいじゃん」
忍「なんかわかんねーけど着いてけばいいんだろ？」

と言うことで蓮を連れてみんなで体育館裏へ向かう
『おい！佐野が来たぞー！！』
『亜美様！佐野蓮が来ました!!』

思ってる以上にすごかった

すると、人だかりが半分に別れてそこを重原さんが通って蓮の前でとまった

そして、私をﾁﾗｯと見ると思いっきり睨まれた

ﾋｪｯ!な、なんでぇ?!

重『佐野君、私貴方のことが好きなの。付き合ってくれませんか？』

上目遣いで色気プンプンにして言ってくる重原さん

周りにいる人たちは真っ赤になっていた

肝心な蓮は

蓮「え、ごめん。無理」

蓮がそう言うと辺りが固まった

すると、重原さんはゆっくりと私の方に近づいてきた
そして私は重原さんに胸ぐらを掴まれた

彩「ｷｬｯ,」

重『こいつなの?!佐野君！なんでこんなのなの?!』

え、えぇ?!

すると、無理やり誰かが私達を引き離す

見れば蓮だった

蓮「お前には関係ねーだろ。くそ女がｯ!」

そう言うと蓮は私を引っ張って戻ろうとする

重『なっ！誰がくそ女よ!!だれかあいつを捕まえなさい!!』

重原さんがそう言うも誰も動かなかった

『俺、佐野には仮がある。』
『正直立花さんとの方がお似合い』

重『もう、なんなのよ!あんたのこと許さないからｯ!！』

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