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コンビ72 ページ35

蓮視線



まぁ、そんなこんなで染川の挨拶も終わり、文化祭の準備に取り掛かる

翼「では、王子様・お姫様投票を行います」

ニヤリと笑いながらそう言う美門

実は昨日言っていたことがまんま採用されて、こうなってしまった

美門はたまに抜けてるのだが、俺は今物凄く思っていることがある

いや、だってさ。あいつ前に浜田の王子様やってたような人気っぷりだったんだぞ?

2人くらいでやって交代でやるとか言ってたからもし七鬼が上がってきたとしても美門は入ってくるだろう

美門はからかって俺にやらせようとしてたが、多分俺は入らない。

だから俺は今悩み中なのだ。

蓮「なにやろう。」

正直裏方がよかった。
野球部の方で表立つし、こういうのって裏方の方が絶対楽しい

そんな事を考えていると視線を感じた

見ればクラスの男子だった

蓮「んだよ。お前決まったの?」

『まだだけどさ。お前、一体何に悩んでんの?』

蓮「え?仕事どれにしようかだけど?あ、カメラマンとかも面白そうだな!」

俺がそう言うとそいつも隣の彩までもに呆れ顔を見せられた

蓮「な、なんだよ。お前ら」

『いや、お前は確実に王子様に選ばれるんだから悩む必要ねぇだろ。』

彩もうんうんと頷いていた

蓮「俺が王子様似合うと思うか?」
『めっちゃ思う。ってか俺お前に投票したし』
蓮「え、嫌がらせ?」
『お前なぁ』

『なになに?』
『佐野がさ王子様は自分だと認めないんだよ』
『え?!絶対お前じゃん』

その根拠はどこから来るのか俺は知りたかった

ってか、彩は...誰に投票したんだろ...。

俺は気になってチラッと彩の机を見たが、見えなかった。

ちきしょっ。

するとなにかを察したように近くにいる男子が言った

『ねぇ、立花さんは王子様だれにしたの?』

俺は耳を傾けた

彩「私?もちろん」

ゴックン!!

彩「蓮だよ」

そう耳元で言われた
俺は驚きと嬉しさとで椅子から転がり落ちた

彩「あははっ!なんかさっきからチラチラ見てたから気になってるのかと思ってwそれにしてもびっくりしすぎだよw」

蓮「うっせーよ!!こう言う時だけ鋭くなりあがって!!!!この赤ん坊が!」

彩「ヘヘーン!負け犬の遠吠えかな?」

蓮「黙ってろ!!」

『うわっ、立花さんずるすぎるだろ。』
『ありゃ誰だってあぁなるわ』

俺はその場に座ったままそっぽを向いた

蓮「でも、俺もお姫様彩にしたけどな。お前可愛いし」
彩「えっ//」
『『『?!』』』

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ミルフィーユ - 私、続編に行くの大好きなんですよ。頑張って読んだかいがあるとおもえるからです。 (2022年5月12日 16時) (レス) @page1 id: 4c46228718 (このIDを非表示/違反報告)
ぽわぽわ?(プロフ) - ももりんごさん» コメントありがとうございます!そうなんです!!この話はツンデレアーヤが多いので可愛さは半端ないんですよ! (2020年1月17日 19時) (レス) id: f06ff78ed8 (このIDを非表示/違反報告)
ももりんご - えっ・・・ アーヤ可愛いすぎて、ヤバないですか (2020年1月17日 19時) (レス) id: d051f51274 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ぽわぽわ?さん» どういたしまして!そしてありがとう! (2020年1月13日 22時) (レス) id: 70bbe6910f (このIDを非表示/違反報告)
ぽわぽわ?(プロフ) - 彗さん» ありがとう!!!直してきた!それに読んでくれてありがとう!私も彗ちゃんのお話にコメントするね! (2020年1月13日 22時) (レス) id: f06ff78ed8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぽわぽわ? x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/minami08221/  
作成日時:2020年1月12日 13時

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