絵師怪奇談二の巻

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江戸の絵師が繰り広げる
怪奇絵巻、二の巻。

長屋に住む智吉は、大野智鮪(オオノチユウ)と
言う名で活躍する絵師である。

“本人の姿を誰も見た事がない”

とされ、その細やかでありながらのびのびとした
作風が好まれている。
特に彼が得意とするのが妖怪画。
奇想天外でありながら、どこかリアルで、美しい。
今にも動き出しそうなその絵にはある秘密があった。

同じ長屋に住む大工の雅助と、雅助の友人、
呉服問屋の和太郎。和太郎の幼馴染で旗本の次男坊、
半妖の翔次郎にその妻、化け猫のお潤。
5人が織りなす日常は、ありえないくらい妖怪が絡んで
くるしっちゃかめっちゃかな毎日。

このお話は何から何まで作者の妄想でできております。
実際の時代とは異なる部分も多々ございますが、
あくまで妄想小説であることをおわすれなきよう……。

何時も読んで下さるあなたへ、感謝と愛を……
作者より。

尚、更新は不定期です。ご了承ください。執筆状態：更新停止中