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yuto side
あれから、そろそろ木先輩と有岡先輩も説明終わったよねっていう話になって生徒会室に戻る事になった。
伊「ねぇ、裕翔。」
中「なに? 伊野ちゃん。」
伊「ありがと。」
中「いいえ。こちらこそ。」
生徒会室に戻るまで俺らが交わした言葉はこれだけだったけど、この言葉は俺達にとって大切な言葉になったと思う。
そして生徒会室に帰ると伊野ちゃんが……
伊「ねぇ、聞いて。 俺裕翔と付き合うことにしたから。」
『……はぁっ?』
こんな事言うもんだから皆の反応は満場一致。
まぁここに薮先輩と光くんはいないんだけどね。
このしばらくの沈黙をまず破ったのは有岡先輩だった。
有「……えっ? ちょっとまってね。伊野ちゃんと裕翔くんが付き合ってんの? 」
伊「だからそうだって。 ね? 裕翔。」
中「えっ、あ、うん。」
皆びっくりしてる。 特に圭人なんかは中学時代の俺も知ってるから相当驚いてると思う。
伊「だからこれからよろしくね。」
有「…あっ、そうですか。 なんか伊野ちゃんなのが意外だわ。 まぁ全然受け入れるけど。」
「うん。 俺も全然大丈夫だからね。裕翔、伊野尾くんお幸せに。 それより薮くんと光くんまだかな。」
伊「んー…俺らが図書室に行った時にはもう既にいいとこまで来てたからそろそろ来てもおかしくないよ。」
「そっか。 じゃあ皆でお菓子でも食べて待とうか。 ちょっと有岡くん持ってきて。」
山「いいですよ。俺持ってきます。」
「ありがとう。山田。」
知「あっ、僕と圭人でお茶もだしますね。」
有「ごめん、ありがと。」
岡「先輩達ってそれぞれの湯のみとかあるんですか?」
有「基本無いから適当に出していいよ。」
中「俺も何かしますか?」
「いいよ。裕翔は伊野尾くんのお世話してあげて。割と構ってちゃんだから、誰かとくっついてたい子だし。」
中「そんなのでいいんですか?」
有「そんなのって言うけど、同級生から言わしてもらうとホントに大変だからね。」
伊「えっ、2人とも酷い……いいし、ゆーと。こっち来てぇー。」
中「えっ、いいよ。」
皆1年生は働いてるけど俺だけいいのかなとか思ってみたり…。
まぁ、みんながそれでいいならいっか。
先輩可愛いし。
伊野ちゃんって呼んでって言われて呼んでるけど
やっぱり可愛い先輩だな。
ってつくづく思う。
もっと、たくさんの時間を過ごそうね。
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丸岡冬(プロフ) - 魅那姫さん» いえいえ!更新楽しみにしてますね〜! (2015年11月21日 13時) (レス) id: 63782038e1 (このIDを非表示/違反報告)
魅那姫(プロフ) - 丸岡冬さん» 分かりました!適切なご指摘ありがとうございます。今後も読んでいただけると嬉しいです! (2015年11月21日 10時) (レス) id: 38110d567e (このIDを非表示/違反報告)
丸岡冬(プロフ) - 魅那姫さん» iPhoneだと読み込めないみたいですね…。分け隔てなく読みやすくするんだったら、直した方がいいと思いますよ!普通の高にしてる作者さんもわりといらっしゃるみたいですし。 (2015年11月21日 10時) (レス) id: 63782038e1 (このIDを非表示/違反報告)
魅那姫(プロフ) - 丸岡冬さん» すみません!高木くん、本当は『はしごだか』なのでそうしてるんですが機種によって変な記号になってしまうんです……やっぱり普通の高にした方がいいですかね……? (2015年11月21日 9時) (レス) id: 38110d567e (このIDを非表示/違反報告)
丸岡冬(プロフ) - 高木くんの高が変な記号になってるので、直した方がいいですよ〜 (2015年11月21日 9時) (レス) id: 63782038e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:魅那姫 | 作成日時:2015年9月22日 23時