珈琲一杯に対して角砂糖は7個くらい甘い恋。

27個 ページ29

yuto side


薮「よし、皆お疲れ。」


「「「お疲れ様でーす。」」」


八「じゃあこれで解散。

あっ、1年！ 俺ら昼飯屋上で食べてるから良かったら来いよ。」


山「えっ！いいんですか？ 知念どうする？」


知「行くっ！じゃあ皆で！ね？」




ちぃは笑顔でそう言っているが断ったら怒られるのは目に見える。




岡「う、うん。行きます。」



中「俺も〜。」



俺と圭人がそう言えば『満足』とでも言うように山ちゃんの腕に自分の腕を絡める。



有「じゃあ、待ってるな〜。伊野ちゃん、行くよ。」





これでホントに解散だと思ってた。

きっと誰しもが思ってたよ。




伊「えーやだぁー。だって俺裕翔とクラス違げーんだもん！」



時が止まった気がした。


皆が混乱する中���木先輩が……




���「い、伊野尾くん？

仕方ないよ。授業中だけでしょ？」



伊「でも、一緒にいたいもん。」




薮「あと３時間だけだし……」


八「真面目に受ければすぐだよ。」



伊「俺授業真面目に受けなくても大抵分かるし！

３時間なんてすぐに終わんねーし！」






伊野ちゃんが駄々をこねるから皆してあたふた。


可愛いけどこのまま授業受けないとか言い始めたら困る。





あぁ、ホントに困ったちゃんだ。

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