24個 ページ26
yuto side
――pipipipi、pipipipi
中「ふぁぁっ……」
目覚まし時計の規則的な音で目覚める。
そして隣を見れば可愛い恋人の寝顔。
中「伊野ちゃん、 朝だよ。起きて？」
伊野ちゃんを優しく揺する。
伊「……ん……ゆー、と？」
中「そ、裕翔だよ。」
目覚めたばかりの彼は目をこすりながら俺の名前を呼ぶ。
伊「も、朝……。」
中「うん、もう朝だよ。
今日も学校だよ。 朝ご飯つくってあげるから。」
伊「ほんとっ!? 起きる!! 」
さっきまであんなに眠たそうにしてたのに……
まぁ、伊野ちゃんも目覚めてくれたのでご飯をつくる事にした。
────────────────
中「ねぇ、伊野ちゃんは何食べたい？」
伊「卵焼き！ あと、トマト!!」
トマト……料理名じゃないよね。うん。
運良くミニトマトは家の冷蔵庫に入っていたので洗って皿に並べた。
中「卵焼きって甘い方がいい？ 」
伊「卵焼きだったらどっちでもいいよ！」
じゃあ今日は砂糖少し入れようかな。
中「伊野ちゃーん。 もうすぐできるから、学校行く準備してきな。」
伊「はぁーい。」
伊野ちゃんは階段をのぼって、学校の準備をしに行った。
俺も早くご飯作ろ。
しばらくすれば伊野ちゃんが戻ってくる。
伊「ゆーと？ できた？」
中「うん、できたよ。」
伊「やったぁ。 早く食べなきゃ遅刻しちゃう。」
そう言われて時計をみれば7時40分を指していた。
ここから学校まで走って15分……
中「……うん、急ごっか。」
伊「ほら食べるよ。いただきまーす。」
そして俺らはご飯を食べた。
急がなきゃいけないはずなのに伊野ちゃんを顔に見入ってしまって。
伊「……早く食べないと遅刻だよ？
でも、今日も裕翔のご飯美味しいよ。」
中「ありがと、卵焼きどうかな。」
伊「甘ぁい。 でも美味し。」
朝の忙しい時間でも2人に流れる空気は甘くて。
2人で食べた卵焼きの味にそっくりだった。
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丸岡冬(プロフ) - 魅那姫さん» いえいえ！更新楽しみにしてますね〜！ (2015年11月21日 13時) (
レス) id: 63782038e1 (このIDを非表示/違反報告)
魅那姫(プロフ) - 丸岡冬さん» 分かりました！適切なご指摘ありがとうございます。今後も読んでいただけると嬉しいです！ (2015年11月21日 10時) (レス) id: 38110d567e (このIDを非表示/違反報告)
丸岡冬(プロフ) - 魅那姫さん» iPhoneだと読み込めないみたいですね…。分け隔てなく読みやすくするんだったら、直した方がいいと思いますよ！普通の高にしてる作者さんもわりといらっしゃるみたいですし。 (2015年11月21日 10時) (レス) id: 63782038e1 (このIDを非表示/違反報告)
魅那姫(プロフ) - 丸岡冬さん» すみません！高木くん、本当は『はしごだか』なのでそうしてるんですが機種によって変な記号になってしまうんです……やっぱり普通の高にした方がいいですかね……？ (2015年11月21日 9時) (レス) id: 38110d567e (このIDを非表示/違反報告)
丸岡冬(プロフ) - 高木くんの高が変な記号になってるので、直した方がいいですよ〜 (2015年11月21日 9時) (レス) id: 63782038e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：魅那姫 | 作成日時：2015年9月22日 23時
