珈琲一杯に対して角砂糖は7個くらい甘い恋。

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keto side


裕翔を除いた１年生はお茶出ししてるんだけど…

俺はあの裕翔が男の人と付き合ってるっていうのがびっくりしてて……


だって中学の時とか彼女とっかえひっかえって感じだったし……


まぁ、裕翔がいいなら良いんだけどね。




岡「先輩お茶入りました〜。」


有「あ〜ありがとー。」


���「伊野尾くーん。ゆーとー。お茶入った……。」



多分���木先輩だけじゃない。みんなあの2人の方を振り向いて驚いている。



だってね、伊野尾先輩が裕翔の膝に座ってるの。しかも向き合うかたちで。


いくら付き合ってるって言っても昨日初めてあったばっかりの人間に普通あんな事できるだろうか。



伊「んーなんか裕翔いい匂い。」


中「えー、なにそれちょっと照れる。」



とか言ってただのラブラブなカップル。



山「えっ、何？ 裕翔ってこんな感じの人なの？」


岡「俺も分かんない。 中学までは普通に可愛い女の子とっかえひっかえだったし…。」


知「女の子でもこんなに積極的だった訳？」


岡「いや、そんなんじゃないんだけど…」




確かに裕翔は彼女いなかった時はないんじゃないの？ってゆうくらい隣には可愛い女の子がいる超がつくほどのモテ男だったけど

親友として言わせてもらうがそんなにそんなに積極的な方ではなかったと思う。



苦手なタイプだなって思ったらすぐ別れるみたいなホントにサバサバした人だったから


こんなに恋人を甘やかしてるのを見るのだって初めてで……




みんながびっくりして2人を見つめていると




――ガチャ



薮「ただいま〜。ちゃんと教えたー？」


八「ただいま……。」



明らかにテンションが違う2人が入ってきた。


光くんだけ酷い仕事だったのかな？




薮「てか伊野尾何してんの？」


伊「あー、俺ね裕翔と付き合ってんの。」


薮「へぇ、そうなんだ。 お幸せにな。」



薮先輩はそう言ってフニャって笑ってるけど反応薄いな。

そういうのに大した偏見はないのかな。



八「それより大ちゃん。 温かいお茶頂戴……」


有「あぁ、そうだね。 あっこれ飲んでて。 まだ俺飲んでないから。」


八「ありがと。」



なんか光くんホントに大丈夫かな。



山「薮先輩。光先輩大丈夫ですか？ 辛そうですけど……」


伊「あっ、裕翔にはバレたから。」




えっ、何がバレたんだろう。


2、3年生と裕翔は何とも言えない表情だった。




薮「じゃあいいかな

俺ね………………」

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