【進撃の巨人】一匹狼の走馬灯 (ページ36)

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31話ページ36

少ししんみりした空気____

一人の足音が響いた______

ｻﾞｯｻﾞｯｻﾞ____

ｱﾙﾐﾝ「.....！！A！？！」

ｻｼｬ「え！？どこです！？」

ｼﾞｬﾝ「お前！....その服....な、なんでもう調査兵団の....」

ﾍﾞﾙﾄﾙﾄ「！」

そこに現れたのは黒のワイシャツの上から自由の翼の刺繍がはいった上着を着たAだった

『俺が地上に出た時点で遅かれ早かれ調査兵団に行くのは決まっていたから早めに入れられただけだ』

ｺﾆｰ「でもなんでここに来たんだ？」

『憲兵団に行くアニとはもう会えないと思ったから最後に話したくて』

ｱﾆ「！...そうかい...私もだよ急にいなくなるから心配したさアンタにこれあげるよ」

そう言うとアニは胸ポケットから小さな紙袋を渡した

『！あ、ありがとう』

お礼を言い袋から出すとアニとお揃いの指輪だった指に付け軽く触ると棘が出た

ｱﾆ「喧嘩を多くするアンタには上手く使えるんじゃない」

少し悪く笑うアニに『バカ』一言言うとお互いｸｽｸｽと笑った

『なんか貰うと思ってなくて何も準備してないんだが』

ｱﾆ「私が勝手にやったんだ気にする事じゃない」

アニはそう言うと首に手を当て横を向いた

『アニ....』ｱﾆ「？」

『三年間ありがとなアニ憲兵団行っても頑張れよ』

ｱﾆ「こちらこそありがとね。死ぬんじゃないよ...」

『あぁ努力はするよw』

ｱﾆ「あんたらしぃよ」

アニは少し笑った