【進撃の巨人】一匹狼の走馬灯 (ページ32)

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過去ページ32

Aはリヴァイ達と共に過ごし家でリヴァイの言葉を信じ待ち続け

もう会えないんじゃないか___

ほんとに迎えに来てくれるのだろうか____

その不安をかき消すようにAは男を連れ込むと当たり前のように殺し荒れた生活を送った

あれから一年が経った___

Aはボーッと部屋で少しはだけたワイシャツ姿で死体に座り俯いていた。足音が聴こえてきたが見向きもしなかった『(またバカな男か....)』そう思っているとガチャっと目の前の扉が開いた

「血生臭ぇ....掃除を怠ったなA」

聞きたかった声

狼に待てとおあずけをした張本人が現れた

『り、リヴァイ.....!』

Aは勢いよく顔を上げた

リヴァイは調査兵団の服を纏い目を細め少し笑った

「随分と待たせてしまったか....?」

Aは気持ちを表すかのように抱きつこうとしたが自身の服や手が血だらけなのに気づき立ち上がったもの立ち尽くした

するとリヴァイは腕を広げた言った

ﾘｳﾞｧｲ「俺と来い」

『っ！！遅い...！！』

Aはリヴァイに抱きついた
その目からは涙がﾎﾟﾛﾎﾟﾛ出ていた

ﾘｳﾞｧｲ「ふっ一年で赤ちゃん返りか...？それにしては随分エ_ロい格好してるもんだ」

そういい頬に手を当て泪を拭い
目元にキスをした

『イザベルと...ファーランは？』

ﾘｳﾞｧｲ「！.....二人は____」

リヴァイは二人の最後を伝えた____

『！！.....そう』

ﾘｳﾞｧｲ「怒らないんだな....俺を」

『人間はいずれか死ぬんだ..... 騙され呆気なく死ぬ』

リヴァイの服をギュッと掴んだそして小さく言った

『リヴァイは....死なないで.....』

ﾘｳﾞｧｲ「！....当たり前だ....」

そう言うとAを抱きしめた

ﾘｳﾞｧｲ「お前は俺と共に地上に出るそして訓練兵になるんだお前は三年間そこで訓練をするだがお前は卒業した後調査兵団に入ることは決まっている。大丈夫か」

『うん.....わかった』

ﾘｳﾞｧｲ「我慢ばかりさせて悪いな.....もう少しの辛抱だ」

そしてAは訓練兵となった______