過去___ ページ27
Aside___
物心ついた頃から親という存在はいなかった
地下街___それが俺の生まれた場所だろうかそれもしらない
生きていく為この幼い体を売った
物好きの男は幼い一回___円で買った
だがある時だった
男は行為中俺の首を絞めた
どうやらそのプレイが好きだったらしい
「いいぞっ....！！ﾋﾋ」
『ｳｸﾞｯｯ』ｷﾞﾁｷﾞﾁ
緩められる事がなく俺は意識が遠のくのがわかった__
俺は死に物狂いで近くの灰皿に手を伸ばし__
そして男を殴った___
「！？いってぇなこのガキ！！」
だが子供の殴る力ではあまり効果はなく男は馬乗りで俺の左目を殴った
あまりにも激痛で俺は叫んだ
うるせぇ！！と男は怒鳴り続けて殴った
その時殴られた左目がギュッと熱くなった
次の瞬間護衛用として忍ばせていたナイフを
男の首に刺したその後の事は覚えてない
気づいたらただひたすらに男を滅多刺しにしていた
すでに男は息をしていなかった
男の財布を取りみると金が入っていた
俺はそれを抜き取るとその場から去った
俺はその時知った___
体を売らなくても金を得る事ができる
そして俺でも人を殺せる事が出来ると
その時自分の口が裂けるぐらいに笑っているのがわかった____
俺はそれから人を殺め金を得る事が増えた
11歳になる頃にはグループで集団で人を狩る事が増えた
ある日の事だった___
俺が騒ぎの場に行くと俺の下の奴らがやられていた
それをやったと思われる銀髪の男とチビを
上から襲撃した
「なっ！？コイツらのっっ...!」
男の動きを封じようと相手の顔面に飛び膝蹴りをし
そのまま倒れる男に跨りナイフを首に突き刺そうとした瞬間だった横から飛んできた蹴りを俺は飛び避けた
「なにしてやがる....ファーラン」
「ｺﾞﾎｺﾞﾎｯ！す、すまないリヴァイ！」
この男二人はリヴァイとファーランと言った
『.....』
ﾘｳﾞｧｲ「....お前噂の黒狼か？」
ﾌｧｰﾗﾝ「コイツが？」
Aside終了
悔いなき選択を知ってる方がわかりやすいです
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作者名：黒狼 | 作成日時：2021年1月26日 0時
