【進撃の巨人】一匹狼の走馬灯 (ページ19)

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17話ページ19

解散式後__夜__食堂___

ガヤガヤ

『アニと一緒に過ごせるのも最後か.....』

ｱﾆ「あぁそうだね....」

アニはそう言うと手に握っていた飲み物を飲んだ

三年間一緒の部屋にいた二人はお互い口では言わないが親友のような関係を築いていた

『アニは憲兵団か』

ｱﾆ「Aあんたは選ぶ権利....ないんだっけ」

『あぁ....前話した通り元から拾われた身だからな』

そう言い片肘を立ててテーブルに顔を横にし伏せた

ｱﾆ「自分で決めないのかい」

『言っただろ....俺が地下から出たらもう居場所は決められてるんだ。普通なら牢屋行きだぜ？』

苦笑いでAは言った

アニはAの過去を知っていたAの過去は悲惨なものだったその為アニも同情するしかなかった____

するとAに覆い被さるようにミーナが来た

ﾐｰﾅ「ねぇ！A！あなたベルトルトの事どう思ってんの！」

『あ？なんだ急に』

ﾐｰﾅ「なんか二人で話してる事多いからさぁもしかしてって思って～？アニも気になるわよね？親友でしょ～」

ｱﾆ「べつに....でもアンタの好きなタイプは気になる」

ｺﾄﾝとアニはコップを置いた

『おいおい....唐突な裏切りだな....まぁベルトルトは好きだよ』

ﾐｰﾅ「きゃぁぁ///はっきり言っちゃってぇ！」

女子トークを周りで盗み聞きしていた男達は「は？」とベルトルトをみた

ｱﾆ「あんた....あんなのがタイプなのかい」

『失礼だなちゃんと見る目はあると思うんだが....』

ﾐｰﾅ「好きってどっちの意味なの？」

一人でｷｬｰｷｬｰと騒ぐミーナをダルそうに対応していた

ﾗｲﾅｰ「よかったなベルトルト愛しのAはお前のこと好きらしいぞ」

ﾍﾞﾙﾄﾙﾄ「う///嬉しいけど....周りの目が痛いよ...」

ベルトルトは「なんでこいつなんだよ」という視線に耐えていた

こうして楽しい解散式後の最後の夕食が終わった___

次の日あんなことが起きるとは誰も予想していなかった______